砂漠に似合うエアストリームで超快適なグランピング
すでに夕方が近づいていたので、国立公園の由来であるジョシュアツリーの群生地の探索は翌日として、この日の宿泊地「オートキャンプ・ジョシュアツリー(AutoCamp Joshua Tree)」へチェックイン。
銀色に輝くキャンピングトレーラー「エアストリーム」といえばアメリカのアウトドア・カルチャーを象徴する歴史的なアイコンで、映画などでもおなじみの存在。ここにはそんなエアストリームを用いたグランピングのサイトが大量に設けられていて、人気に応えてさらに増やしている最中だという。
エアストリームの中はエアコンも効いていて広いシャワールームもあり、キッチン設備も本格的なもの。ベッドルームにダブルベッド、ダイニングスペースのソファを展開すれば、トータルで大人2名+こども2名が快適に過ごせる設備だ。
一行でBBQを楽しみ、夜のとばりが降りてきたら、星空観察の時間。「トゥエンティナイン・パームス・アストロノミークラブ(29 Palms Astronomy Club)」という地元の天文団体によるプログラムで、スティーブという青年が手際よく天体望遠鏡を展開し、夜空の星々を見せて情熱的に解説してくれた。同行していたIさん(ロサンゼルス在住)のファミリーもここに合流していたのだが、小学生のお子さんも目を輝かせて夜空を楽しんでいた。
いつまでも眺めていたい、巨岩とジョシュアツリーの風景
翌朝は標高約1500m、ジョシュアツリー国立公園で一番高い地点にあるキーズ・ビューへ。標高3506mのゴルゴニオ山と3302mのサンジャシント山という、南カリフォルニアを代表する山と、南にはソルトン湖まで望める絶景スポットだ。
そしてバーカー・ダム・ネイチャー・トレイルを歩き、巨岩とジョシュアツリーの風景をじっくりと楽しむ。空がくっきり青いので、どこをどう撮影しても「映える」。ときどき小さな花やサボテンが生えているのを見つけながら、小一時間ほど歩き回って、「心の中のアメリカ」を満喫できた。
クルマで移動する道すがら、巨岩の脇でキャンプを楽しんでいる人たちも見かけた。公園内にいくつかサイトがあるようで、ロッククライミングも同時に楽しめるわけだ。これもまた、楽しそうだ。
国立公園の北部にあるトゥエンティナイン・パームスの町でビジターセンターを見学し、目の前のバーでランチ用のブリトーを調達したら、クルマで一路、東へ。いよいよルート66の町、ニードルスを目指すのだ。
■Visit California(カリフォルニア観光局)
https://www.visitcalifornia.com/jp/
■Visit Greater Palm Springs(グレーターパームスプリングス観光局)
https://www.visitgreaterpalmsprings.com
■Visit CA Deserts(カリフォルニアデザート観光局)
https://www.visitcaliforniadeserts.com
●「ルート66カリフォルニア旅」の記事一覧はこちら













































































