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ジョシュアツリー国立公園で「エアストリーム」の豪華グランピング! ジープ「スクランブラー」で行く砂漠探検がオススメ【ルート66カリフォルニア旅_02】

ジョシュアツリー国立公園で「エアストリーム」の豪華グランピング! ジープ「スクランブラー」で行く砂漠探検がオススメ【ルート66カリフォルニア旅_02】

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TEXT: 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)  PHOTO: AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)

砂漠に似合うエアストリームで超快適なグランピング

すでに夕方が近づいていたので、国立公園の由来であるジョシュアツリーの群生地の探索は翌日として、この日の宿泊地「オートキャンプ・ジョシュアツリー(AutoCamp Joshua Tree)」へチェックイン。

銀色に輝くキャンピングトレーラー「エアストリーム」といえばアメリカのアウトドア・カルチャーを象徴する歴史的なアイコンで、映画などでもおなじみの存在。ここにはそんなエアストリームを用いたグランピングのサイトが大量に設けられていて、人気に応えてさらに増やしている最中だという。

エアストリームの中はエアコンも効いていて広いシャワールームもあり、キッチン設備も本格的なもの。ベッドルームにダブルベッド、ダイニングスペースのソファを展開すれば、トータルで大人2名+こども2名が快適に過ごせる設備だ。

一行でBBQを楽しみ、夜のとばりが降りてきたら、星空観察の時間。「トゥエンティナイン・パームス・アストロノミークラブ(29 Palms Astronomy Club)」という地元の天文団体によるプログラムで、スティーブという青年が手際よく天体望遠鏡を展開し、夜空の星々を見せて情熱的に解説してくれた。同行していたIさん(ロサンゼルス在住)のファミリーもここに合流していたのだが、小学生のお子さんも目を輝かせて夜空を楽しんでいた。

いつまでも眺めていたい、巨岩とジョシュアツリーの風景

翌朝は標高約1500m、ジョシュアツリー国立公園で一番高い地点にあるキーズ・ビューへ。標高3506mのゴルゴニオ山と3302mのサンジャシント山という、南カリフォルニアを代表する山と、南にはソルトン湖まで望める絶景スポットだ。

そしてバーカー・ダム・ネイチャー・トレイルを歩き、巨岩とジョシュアツリーの風景をじっくりと楽しむ。空がくっきり青いので、どこをどう撮影しても「映える」。ときどき小さな花やサボテンが生えているのを見つけながら、小一時間ほど歩き回って、「心の中のアメリカ」を満喫できた。

クルマで移動する道すがら、巨岩の脇でキャンプを楽しんでいる人たちも見かけた。公園内にいくつかサイトがあるようで、ロッククライミングも同時に楽しめるわけだ。これもまた、楽しそうだ。

国立公園の北部にあるトゥエンティナイン・パームスの町でビジターセンターを見学し、目の前のバーでランチ用のブリトーを調達したら、クルマで一路、東へ。いよいよルート66の町、ニードルスを目指すのだ。

■Visit California(カリフォルニア観光局)
https://www.visitcalifornia.com/jp/

■Visit Greater Palm Springs(グレーターパームスプリングス観光局)
https://www.visitgreaterpalmsprings.com

■Visit CA Deserts(カリフォルニアデザート観光局)
https://www.visitcaliforniadeserts.com

●「ルート66カリフォルニア旅」の記事一覧はこちら

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  • 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)
  • 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)
  • 田舎の大学院で古代インドのサンスクリット語を研究していた元・学者の卵。クルマ遊びにハマって中古車販売店で1年働いた後に出版業界へ。クルマやカルチャー系の雑誌のほか、翻訳書、人文書、地図帳、写真集など手がける。クラシック・フォルクスワーゲンが趣味の中核で、愛車は1963年式カルマンギア。数年前に都内から小田原へ移住し、賃貸ガレージハウスでリモートワークしつつ、箱根や伊豆のワインディングをのんびりドライブする日々。
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