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ガソリン代を節約! 今すぐ試したい運転・点検・メンテナンスの見直しポイントを徹底解説

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TEXT: 川崎英俊(KAWASAKI Hidetoshi)  PHOTO: 川崎英俊(KAWASAKI Hidetoshi)

日々の愛車点検と定期的なメンテナンスも燃費を左右する

燃料を効率よく走りにつなげるには、愛車が快調であることが大前提だ。定期的な油脂類の交換はメンテナンスの基本だが、なかでも燃費への影響が大きいのはエンジンオイル。走行距離とともに劣化するとエンジン内の抵抗が増大して燃費は悪化。燃費重視であれば愛車の指定範囲内でもっとも柔らかい粘度を選択するのがいい。ATFやCVTFなどミッション系のオイルも駆動抵抗減の効果が期待できるが、AT系ミッションのオイル交換指定はメーカーにより異なるので、ディーラーや整備工場で要相談だ。

燃費向上をうたった各種添加剤は、エンジンやミッションに注入するタイプの多くは摩擦抵抗を減少させる成分による効果を狙ったもの。燃料タンクに注入するタイプは、燃料ラインと燃料噴射装置の洗浄効果を狙ったもの。ほかにもコンプレッサーの作動抵抗を低減するエアコンガスの添加剤も、エアコン使用頻度が増えるこれからの季節には燃費向上効果が期待できるかもしれない。

また、忘れられがちなのがエアクリーナー。砂やホコリで汚れると徐々に通過する空気量が減少しエンジンのパワーとトルクがダウンし、結果として燃費も悪化するので定期的な交換または洗浄・清掃が必要だ。同様に点火系のパーツも重要だが、こちらは消耗品という意識がない人も多いのでは? 点火プラグは約5万km、10万kmを超えたら点火コイルやプラグコードの交換もおすすめ。新車時のパワー感が蘇るとともに、燃費も改善するはずだ。

忘れてはいけないのが⋯

そして最後に、次の洗車時にでもぜひチェックしてほしいのが車内だ。まるで動くトランクルームとばかりにトランクやラゲッジスペースに不要な荷物を満載していないだろうか? 言うまでもなく、重量増は燃費悪化に直結する。不要な荷物を整理してクルマの軽量化を図れば、燃費向上にもつながるだろう。

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