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新金型を採用したR30型日産「スカイラインターボRS」など国内外のプラモデルメーカーが新作を発表!

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TEXT: 中村孝仁(NAKAMURA Takahito)  PHOTO: 中村孝仁(NAKAMURA Takahito)

  • 2023年のホビーショーに展示された実物のデロリアン。このクルマは公道を走ることができるそうだ
  • 青島文化教材社:バック・トゥ・ザ・フューチャーIに登場したデロリアンのプラモデル
  • 青島文化教材社:バック・トゥ・ザ・フューチャーIIに登場したデロリアンのプラモデル
  • 青島文化教材社:ムービーメカシリーズで試作中のワイルド・スピードに登場したトヨタ スープラ
  • 青島文化教材社:ムービーメカシリーズ 1/24スケール ワイルド・スピード R34スカイラインGT-R
  • 青島文化教材社:ムービーメカシリーズ 1/24スケール ワイルド・スピード FD3S型RX-7
  • プラット:2023年のWRCマシン、GRヤリスの1/24スケールをワールドプレミアした
  • ビーマックス:1/24スケール ポルシェ 935 ターボ 1979 ル・マン24時間レース クラスウィナー
  • ビーマックス:1/24スケール BMW E21 型320 ターボ Gr.5 1980 DRM ゾルダー ウエストファーレンカップ ウィナー車だ
  • ビーマックス:1/24スケール ポルシェ 911カレラ3.2 4×41984 パリ・ダカールラリーウィナー(左)、1/24スケール ポルシェ 911RSR 2018 ル・マン24時間レース カーナンバー91
  • ハセガワ:1/24スケール マツダSA22型サバンナRX-7(カスタムバージョン)
  • ハセガワ:1/24スケール いすゞ ジェミニ イルムシャー
  • ハセガワ:1/24スケール 日産スカイライン2000ターボRS
  • ハセガワ:1/24スケール 日産スカイライン2000ターボRS
  • プラット:2023年のWRCマシン、GRヤリスの1/24スケールがワールドプレミアされた
  • プラット:2023年のWRCマシン、GRヤリスの1/24スケールがワールドプレミアされた
  • プラット:2023年のWRCマシン、GRヤリスの1/24スケールがワールドプレミアされた
  • 青島文化教材社:バック・トゥ・ザ・フューチャーIIIに登場したデロリアン
  • ハセガワ:1/24スケール 日産スカイライン2000ターボRS

発売されるのが楽しみのプラモデルを紹介

自動車のプラモデルに力を入れているのはタミヤ模型のほかに、青島文化教材社やハセガワ、輸入プラモデルを取り扱うプラッツなどがあります。今回は、2025年で63回目を数える「静岡ホビーショー」で発表された新製品をお伝えします。

青島文化教材社

アオシマといえば誰でも簡単に作れるプラモデル「楽プラ スナップキット」が有名だ。このキットは、1/32スケールで着色済みのボディで塗装不要。組み立ては、はめ込み式を採用し、接着剤も不要と老若男女問わず簡単に制作することができる。

一方、本格的なプラモデルと同じサイズの1/24スケールで展開する「楽プラ スナップカー」は、スナップキットからのステップアップとしてラインアップされている。スナップキット同様に着色済みのボディで、こちらも接着剤不要のはめ込み式を採用するなど、プラモデルの可能性を広げる取り組みのものが今や主流になりつつある。

これとは別に映画に登場するモデルを題材とした、「ムービーメカシリーズ」では、ワイルドスピードに登場するモデルを投入。あのデロリアンが登場したバック・トゥ・ザ・フューチャーのタイムマシンモデルなども手掛ける。驚いたことに2年前のホビーショーにはデロリアンの実車が現れた。何でも熱心な日本のファンが世界中のバック・トゥ・ザ・フューチャーファンの協力を仰ぎ製作したもので、2021年には日本の公道を走るための許可を得たというもの。

アオシマはこれをもとにモデル化し、最初はデロリアンのノーマル。その後パートIに登場したタイムマシンをリリースしている。そして今回はパートIIIに登場したクラシカルで車高の高いデロリアンや、列車のレールの上を走ったモデルなどバリエーションを広げて展開していた。

ハセガワ

ハセガワは模型業界のなかでももっとも自動車に力を入れて、シリーズを展開しているメーカーと言っても過言ではない。今回はまったくの新型は登場しなかったが、新金型を使ったR30型日産スカイラインターボRSをリリースしていた。

また、例年シリーズ作品を少しずつリニューアル。目についたモデルとしてはSA型サバンナRX-7のカスタムモデルを限定で発売するなど、細かい部分を変更したモデルを毎年必ず投入している。

プラッツ

プラッツは、アメリカのAMTやサルビノスJR、イタリアのイタレリ、フランスのエレール。さらにベルギーのベルキットやマカオのビーマックスなど、多くの製品の輸入を手掛けている。

今回はラリーカーが得意なベルキットから、試作品の状態だが2003年仕様のトヨタ「GRヤリス」がワールドプレミアされた。このほか、ビーマックス(現在ブランド名はNunuとなっている)からは、2005年のBMW「320iグループ5仕様」や、1979年のル・マン24時間クラスウィナーのポルシェ「935」などがリリースされていた。近年プラモデルの価格は上昇の一途を辿っていて、高いものだと1万円を超えるレベル。そんななかでビーマックスは輸入品としては比較的リーズナブルな価格で提供されている。

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  • 中村孝仁(NAKAMURA Takahito)
  • 中村孝仁(NAKAMURA Takahito)
  • 幼いころからクルマに興味を持ち、4歳にしてモーターマガジンの誌面を飾る。 大学在学中からレースに携わり、ノバエンジニアリングの見習いメカニックとして働き、現在はレジェンドドライバーとなった桑島正美選手を担当。同時にスーパーカーブーム前夜の並行輸入業者でフェラーリ、ランボルギーニなどのスーパーカーに触れる。新車のディーノ246GTやフェラーリ365GTC4、あるいはマセラティ・ギブリなどの試乗体験は大きな財産。その後渡独。ジャーナリスト活動はドイツ在留時代の1977年に、フランクフルトモーターショーの取材をしたのが始まり。1978年帰国。当初よりフリーランスのモータージャーナリストとして活動し、すでに45年の活動歴を持つ。著書に三栄書房、カースタイリング編集室刊「世界の自動車博物館」シリーズがある。 現在AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)及び自動車技術会のメンバーとして、雑誌、ネットメディアなどで執筆する傍ら、東京モーターショーガイドツアーなどで、一般向けの講習活動に従事する。このほか、テレビ東京の番組「開運なんでも鑑定団」で自動車関連出品の鑑定士としても活躍中である。また、ジャーナリスト活動の経験を活かし、安全運転マナーの向上を促進するため、株式会社ショーファーデプトを設立。主として事業者や特にマナーを重視する運転者に対する講習も行っている。
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