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クラシックカーによる山形初のラリー形式ツーリングイベントを開催!大自然が織りなす美しい県内のコースを名車が走りました

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TEXT: 武田公実(TAKEDA Hiromi)  PHOTO: 武田公実(TAKEDA Hiromi)/奥村純一(OKUMURA Junichi)

  • フェラーリ 328GTS
  • トライアンフTR-3(手前)、ポルシェ 356B(奥)
  • トライアンフ スピットファイア
  • トヨタ 2000GT
  • アルファ ロメオ ジュリエッタ スパイダー
  • ジャガー Eタイプ
  • ランボルギーニ カウンタック LP400S
  • 名だたる名車がエントリーした
  • メルセデス・ベンツ 280SL(手前)とダットサン フェアレディ SPL311
  • フェラーリ 512TR
  • ポルシェ 912タルガ
  • 名だたる名車がエントリーした
  • ランボルギーニ カウンタック クワトロヴァルボーレ(手前)、カウンタック LP400S
  • 女性ドライバー限定部門の特例として認められたフォルクスワーゲン「Newビートル」やマツダ「RX-8」で参加
  • ジャガー XK120
  • PC競技の計測は路面に設置されたスタートラインを前輪が通過した瞬間に開始され、コ・ドライバーが秒数をカウントしながらゴールラインを目指している
  • 生憎の天気だったが事故もなく終了した
  • アルピーヌ A110
  • 2日目の長井市では同じく名物のけん玉によるゲームも実施された
  • 手作りのダーツゲームなども行われた
  • 助手席にはラリーコンピューターとも呼ばれているRALLY TIME KEEPERが装着される
  • エントリー車両は、旧いところでは1928年式ロールス・ロイス「20Hp」がエントリー
  • 2025年6月13日にスタートを迎えた「ジーロ・ディ山形」

天候に恵まれなかったものの無事終了

最近は全国各地でクラシックカーのラリーイベントが開催され、地域活性化の面からも注目を集めています。そんな中、じつは多くのクラシックカーと愛好家が存在している山形県で、初めてラリー形式のツーリングイベント「Giro di Yamagata(ジーロ・ディ山形)」が2025年6月14日に開催されました。貴重なクルマの数々が参加した様子をレポートします。

ファントムラリーから進化したジーロ・ディ山形とは?

今回が初開催となった「ジーロ・ディ山形」には、母体ともいうべきイベントが存在した。それは、2024年夏に当AMWでもご紹介した「第0回ファントムラリー」。山形県でもクラシックカーを展示するイベントはたくさんあるが、ツーリング形式はなかったという。そこで壮大な自然と、食を楽しめるイベントを開催したいという県内有志の意気込みのもと、山形県では初めてラリー形式のツーリングイベント(通常のツーリングとは異なり規定のルートをコマ図に従って走り、チェックポイントまでの区間タイムが指定されているタイムラリー競技)を試みたのである。

このファントムラリーをプロデューサーとして主導したジェイク伊藤氏は、山形に育ち、今なお山形にコレクションの本拠を置くエンスージアスト。まだ30歳代の若さながら、みごと初となるラリー型ツーリングイベントを成功に導いた。2025年はさらなる発展を求めて、同じく山形にルーツを持つが、これまで沖縄を舞台とするクラシックカーラリー「ジーロ・デッリゾラ沖縄」を成功させてきたオーガナイザー、矢口可南子氏とコラボを結ぶことになった。

さらに、ファントムラリーでも重要な役割を果たした山形県金山町の老舗林業会社「カネカ」の川崎恭平社長ら、主に若手の協力者とともに新たなラリーを企画。その新イベントを山形トヨタが2024年夏に開設したクラシックカー事業部「CRGカスタマイズファクトリー」がバックアップするという「オール山形」の体制を構築。より本格的なタイムラリーへとリニューアルしたのが、2024年「第0回」と位置づけたファントムラリーに続く「第1回」ジーロ・ディ山形なのだ。

ちなみに「ジーロ」とは、この種のラリーの発生地でもあるイタリアの言葉で「周遊」を意味する。すなわち『風光明媚な山形を愛車とともにめぐるラリー』ということである。

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