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女子アナが主催するモータースポーツイベント!幸田サーキットが笑顔に包まれた

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)

  • イベント開催日の幸田町周辺は大雨。残念ながらメインの走行コンテンツは中止になってしまったものの多くの来場者が訪れた
  • あいにくの天候ながら食は充実、ということでキッチンカーが多数出展
  • 幸田サーキット上部駐車場エリアではマルシェのコーナーとなり、「Go! 近所マルシェ」が開催された
  • 近隣で活動するキッチンカーがやってきて、モータースポーツと地域をつなぐ活動は成功?
  • キッチンカーはもちろん、さまざまな物販、さらにはボルダリングスペースも出現
  • 幸田サーキットアタックなどを楽しむ有志によるサーキットタクシー。大雨の中、唯一の走行コンテンツとして、来場者を助手席に乗せて多くの車両が走行を重ねた
  • 幸田サーキットアタックなどを楽しむ有志によるサーキットタクシー。大雨の中、唯一のコースコンテンツとして、来場者を助手席に乗せて多くの車両が走行を重ねた
  • 幸田サーキットアタックなどを楽しむ有志によるサーキットタクシー。大雨の中、唯一のコースコンテンツとして、来場者を助手席に乗せて多くの車両が走行を重ねた
  • 幸田サーキットアタックなどを楽しむ有志によるサーキットタクシー。大雨の中、唯一のコースコンテンツとして、来場者を助手席に乗せて多くの車両が走行を重ねた
  • 幸田サーキットアタックなどを楽しむ有志によるサーキットタクシー。大雨の中、唯一のコースコンテンツとして、来場者を助手席に乗せて多くの車両が走行を重ねた
  • 幸田サーキットアタックなどを楽しむ有志によるサーキットタクシー。大雨の中、唯一のコースコンテンツとして、来場者を助手席に乗せて多くの車両が走行を重ねた
  • 岡崎市にある、英国&ライトウエイトスポーツカー専門店「ACマインズ」が出展。ハートFMのジェイムス氏によるデモカー走行もおこなわれた
  • 時間が進むにつれて雨脚は強まるなか、トライアルデモはしっかりと行われた
  • 迫力ある走行を間近で観られるのもスピード競技ではないトライアル競技ならでは
  • 雨で濡れた1本橋でもきっちりと走行を行う小川・武田両選手
  • タイヤでの風船割りや、人を立たせてのジャックナイフなど見せ場もたっぷり
  • 膝の負傷も何のその、チャンピオンの技量を小川選手は存分に披露
  • 中京地域で絶大な人気を誇るラジオDJジェイムス・ヘイブンスの登場に場内も沸きに沸く
  • メインコンテンツがまさかの“ジェイムスの走りを見る”に変わってしまったものの多くの来場者がこれを楽しんだ
  • 「普段走っている名古屋高速とは違うから」と言いながらもしっかりとコースを周回するジェイムス
  • 10年ぶり2回目の開催となった「ワカマツリ」、次回はまた10年後に開催か?
  • ウイリー、ジャックナイフ、両手離しのスタンディングといったトライアルの基本ともいえるバイクの動きに観客も傘を持ちながらも大拍手
  • MCワカ「モータースポーツ事業25周年記念・ワカマツリ」。ゲストは非常に豪華

10年に1度の祭典「ワカマツリ」の主催者の年齢は次回は60歳!?

2025年6月14日(土)、愛知県幸田町の「幸田サーキットYRP桐山」で「ワカマツリ」と題したイベントが開催されました。これは、レースアナウンサーとして活躍する“MCワカ”こと若松泰恵さんが主催するイベントで、今回が2回目の開催。前回はなんと10年前、40歳の誕生日を記念して行われたそうで、その際には「独身披露宴」というサブタイトルがついていたとか。そして今回は、MCワカの50歳の生誕祭と、モータースポーツ業界での活動25周年を祝う節目のイベントとなりました。

MCキャリアの原点として幸田サーキットで開催

会場となったのは、若松さんがレースアナウンサーとしてのキャリアをスタートさせた幸田サーキット。現在も日常的に活動の拠点としている場所であり、感謝の気持ちを込めてこの地を選んだそうです。

「ミニサーキットのアナウンサーが開くイベントって、どんな規模なんだろう?」

と疑問を抱きながら足を運んでみると、そこには想像を超える光景が広がっていました。

イベントのコンセプトは「モータースポーツと地域をよりよくつなぐ」。場内には飲食のキッチンカーだけでなく、小物雑貨の販売や占いの館といったブースが並ぶ「Go! 近所マルシェ」も同時開催。モータースポーツ一色ではない、誰でも楽しめる雰囲気になっていました。こうした柔らかな演出は、女性アナウンサーならではの視点かもしれません。

トライアル王者が登場する本格モータースポーツイベント

パドックには本格的なトライアル用のセクションが組まれ、そこに待機していたのは、赤地にゼッケン「1」を付けたホンダRTL-RR。つまり国内最高峰クラスのチャンピオンマシンです。

全日本トライアル選手権・国際A級スーパー(IAS)クラスで12年連続、通算14回のチャンピオンに輝く小川友幸選手と、2023年スペイン選手権で7位、現在は国内IASクラスに挑戦中の武田呼人選手の2名が登場。大雨のなかで、迫力のトライアルデモンストレーションを披露しました。

彼らが所属する「TEAM MITANI」は、かつてMCワカがイベント時のデモンストレーションでナレーターを務めていた縁があり、今回の出演につながったそうです。三谷知明監督も同行するなど、豪華な布陣となりました。

朝から本降りの雨で予定されていたチーム対抗・レンタルカート60分耐久レースは中止となりました。その代わり、普段から幸田サーキットを拠点にサーキット走行をしている有志が自慢の愛車で来場者を助手席に乗せて走る「サーキットタクシー」を実施。トライアルデモと並んでイベントの柱となりました。

豪華ゲストも登場!ロータスでコースイン

イベント終盤には、中部地方を中心に熱烈なファンを持つ毒舌DJ、ジェイムス・ヘイブンスさんが来場。「Heart FM」というコミュニティFM&インターネットラジオ局を立ち上げ、現在はMCワカも同局で番組を担当しています。そんな縁もあり、熱心なリスナーたちも会場に集結しました。

「せっかく来たからクルマに乗りたい!」

というジェイムスさんのリクエストには、会場出展していたACマインズが応えるかたちで、ロータス「2イレブン」を提供。ギャラリーの視線が集まるなかで、ジェイムスさんがサーキットを駆け抜け、イベントのラストを華やかに締めくくりました。

次回は10年後!? 期待高まる“ワカマツリ”の未来

「次の開催はまた10年後かも!?」

と笑うMCワカですが、今回の「ワカマツリ」はモータースポーツファンはもちろん、地域の人々にも開かれた温かいイベントでした。

次はどんなコンテンツで楽しませてくれるのか。再び幸田の地で開かれる“MCワカの感謝祭”に、今から期待が膨らみます。

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  • 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)
  • 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)
  • 1969年生まれ。美術大学で日本画を学んだ後に、編集プロダクション数社を経てフリーランスライター&フォトグラファーに。編集者時代にかかわってきたモータースポーツ取材を続け、現在も2輪4輪問わず国内外のサーキットやラリーシーンを取材している。日本モータースポーツ記者会会員。
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