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親子で蘇らせたシムカ「ラリー2」!アルカンタラシートは娘がリペアしてくれたお気に入り

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TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 奥村純一(OKUMURA Junichi)

父の整備と娘の手仕事で蘇る内外装

セブンの非日常的なドライビングだけでなく、FJ1600といったフォーミュラカーまで経験のある“はてな”さん。シムカ ラリー2にはどんな印象を持ったのだろうか。

「リアエンジン後輪駆動ということもあり、ノーズはセブンと同じようにスッと入りますが、お尻にあるエンジンが残る(追従する)感じは、以前乗っていた911と同じような感じです。1.3Lのパワーもそれなりで、重量は840kgとセブンより重いですが、下からフレキシブルに回るエンジンでフィーリングはいいですね。そして、僕たちが子供の頃にクルマを描くときの、このカクカクした形が最高です」

セブンでもチューニングなどクルマいじりを楽しんでいた“はてな”さん。もちろん、シムカ ラリー2でもその楽しみは続いている。

元々ついていたラリー2のマフラーは爆音すぎて公道走行をためらうレベルだったため、ラリー3風のマフラーを製作。その際に、キャブレターのセッティング用に空燃比計を取り付けた。さらに、セブンでも使い勝手の良かった「123イグニッション」を装着。Bluetoothで携帯からエンジンの状況を確認したり、点火カーブを変更できるタイプへと変更している。

表皮にほつれがあったビニールレザーのシートは、娘の“ミーヤキャット”さんの手により、ダイヤモンドステッチが施され、素材はアルカンターラに変更された。そのでき栄えだけでなく、アルカンターラに変更されたことでコーナリング中に身体が滑って動かないことが気に入っているそうだ。

3年前の「皆野サンデーラリー」や「コッパディ京都」に続き、今回も親子でイベントに参加。四国までの長距離も自走で来ている。

「クルマは2015年にフルレストアされているようなので、大きな整備はしていません。ブレーキ系は時々手を入れますが、リプロダクションの部品の質がいまひとつで作り直したりすることもありますが、他はすごく調子が良いです」

この記事が出る頃には新婚さんになっている“ミーヤキャット”さん。親子の絆を深めた、楽しい週末になったに違いない。

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