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ルーフエアコン完備の“走るリビング”!ALFLEXの「CABELLIA-SL」が目指した快適旅仕様とは

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TEXT: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)  PHOTO: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)

  • 日産 キャラバン:オプションのソーラーバッテリーと組み合わせることで、ルーフエアコンも快適に駆動できる
  • 日産 キャラバン:木目とブラックを基調とした家具類が設置された豪華絢爛な車内
  • 日産 キャラバン:後部スペースは常設型ベッドで、大人2名が就寝可能だ
  • 日産 キャラバン:ベッド下には大きなストレージスペースが確保されている
  • 日産 キャラバン:セカンドシートはソファとしても使用できる
  • 日産 キャラバン:木目とブラックを基調とした家具類が設置された豪華絢爛な車内
  • ベース車は、2025年7月に装備が一新されたばかりのキャラバンGXスーパーロング
  • 日産 キャラバン:外観はルーフにエアコンやルーフラックを設置している以外は、基本的にノーマルである
  • CABELLIA-SLは2025年7月にデビューしたばかりのニューモデル
  • 日産 キャラバン:後部スペースは常設型ベッドで、大人2名が就寝可能だ

使い勝手と機動性を兼ね備えた最新キャラバンがベース

お台場で開催された東京キャンピングカーショー2025に、最新モデルが勢ぞろいしました。そのなかでも注目を集めたのが、キャラバンをベースにしたキャンピングカー「CABELLIA-SL」です。豪華なウッド調の内装に加え、追従式クルーズコントロールなど最新の安全装備も充実。さらに、ECOFLOW製のポータブル電源やルーフエアコンも備わり、長旅でも快適に過ごせます。まさに“走るリビングルーム”と呼ぶにふさわしいこのモデルの価格は、2WDで890万6700円からとなっていました。

ウッドと黒を基調とした豪華な内装が魅力

キャンピングカーの良し悪しにはいくつかの指標がある。当然だが、設備の充実度を指標とするならば、ベース車両は大きいものでなくてはならない。大型バスなどをベースとしたモーターホームが最たる例である。

次に使い勝手や機動性という指標から考えると、都心での取り回しが容易な「良い車両」は、適度なサイズのベース車両にコンパクトに架装された車両となる。ALFLEXがプロデュースする、2025年モデルの最新車両は、一般的な乗用車より少し大きいキャラバンの最大サイズの車両をベースとしたCABELLIA-SLである。

ベース車両はワイドボディ&ロングホイールベース、ハイルーフのキャラバン最大サイズとなる。2025年モデルの新車をベースとするため、安全装備もしっかりと備わっている。全長約5.2m、全幅約1.9m、全高約2.3mのサイズは、一般的な駐車スペースにギリギリ収まる大きさだろう。

外観はルーフにエアコンやルーフラックを設置している以外は、基本的にノーマルである。しかし、サイドドアを開けると、木目とブラックを基調とした家具類が設置された豪華絢爛な車内が現れる。ドアを開けてまず目に入るのがダイネット(食事などをするスペース)だ。セカンドシートをアレンジすると、前方のソファとセットでフルフラットになり、縦方向での就寝が可能となる。キッチンには大きなシンクと冷蔵庫を完備している。

後部スペースは常設型ベッドで、大人2名が就寝可能だ。また、ベッド下には大きなストレージスペースが確保されている。このベッド下の収納だけでもかなりの量のキャンプ道具などを収納できる。さらに大きな荷物がある場合は、ベッドを左右に跳ね上げ、背の高い天井まで空間をフル活用することが可能だ。かなり大きな荷物を搭載することができるよう工夫されている。

ベース車のマイチェンで安全装備などが進化して長距離旅も快適

このCABELLIA-SLは2025年7月にデビューしたばかりのニューモデルである。ベース車は、2025年7月に装備が一新されたばかりのキャラバンGXスーパーロングだから、追尾式のクルーズコントロールや運転支援システム、ヒルスタートアシスト、タイヤ空気圧警報システムなど、さまざまな装備が追加されている。長距離移動の多いキャンピングカーにとって、より最適なベース車両へと進化している。

CABELLIA-SLには、ECOFLOW社製ポータブル電源や大容量のサブバッテリーを搭載している。オプションのソーラーバッテリーと組み合わせることで、ルーフエアコンも快適に駆動でき、電気製品を気兼ねなく使える快適な電気環境を実現する。気になる価格は2WDモデルがベースで890万6700円である。

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