クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • SPORT
  • 軽自動車NAレース「東北660選手権」最終戦は来季の激戦を予感させる結果に
SPORT
share:

軽自動車NAレース「東北660選手権」最終戦は来季の激戦を予感させる結果に

投稿日:

TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

雨の最終戦で決着!東北660選手権・第4戦レポート

東北エリアの軽自動車レースとして定着しつつある「東北660選手権」。2025年シーズン最終戦は、あいにくの雨となったものの、各クラスで年間タイトルを懸けた真剣勝負が繰り広げられました。経験豊富なベテランの悲願達成、若手の台頭、そしてシリーズを締めくくるにふさわしいドラマが続出しました。エビスサーキット西コースで行なわれた熱戦の模様を、クラス別に振り返ります。

1クラス:新関透が速さを見せつけ初タイトル獲得

最高峰の1クラスは、高い戦闘力と豊富な経験を武器に、練習走行から90#新関透のダイハツL275型ミラがトップを独走。予選では2番手に約1.2秒の差を付けポールポジションを獲得し、決勝も周回を重ねるごとに後続を引き離して優勝を飾った。

準優勝の154#小松日高と3位の919#茂木勇輝は、極端なコストをかけないクルマ作りがコンセプト。とくに茂木は1クラス仕様に変更したばかりで、2026年はさらなるタイムアップが予想される。シリーズ争いは全戦エントリーの新関と小松に絞られ、12ポイント差で新関が初のチャンピオンに輝いた。

2クラス:須藤広稀がベテランの意地を見せて初優勝

2クラスで見事なポール・トゥ・ウィンを決めたのは、参戦歴10年オーバーのベテラン38#須藤広稀だ。3クラスからステップアップ後は今ひとつ結果が伴わなかったが、今回は予選でクラス唯一の1分20秒台を記録。決勝でも後続車の猛攻を防ぎ切った。

準優勝は今シーズン初参戦となった43#大平崇文、3位は予選から順位を落とすも表彰台の一角を守り抜いた108#西沢拓真。なお、シリーズチャンプは全戦で着実にポイントを重ねた86#竹中康平が獲得した。

3クラス:高岡威が圧巻の3連勝で完全制覇

3クラスで初のポールポジションを獲得したのは163#小林光司だ。2025年で大学を卒業し遠方への就職が決まっているため、フル参戦できるのは今シーズンが最後。いつも以上の気合で臨んだレースだったと本人は語る。

対する2番手の73#高岡威は、第2戦と第3戦を制しており、仮にノーポイントでもシリーズ王者が確定している状況。決勝前は「無理せず完走を目指します」と話していたものの、いざレースが始まるとトップの小林を猛追してオーバーテイクに成功。3連勝という最高のカタチで今シーズンを締め括った。3位には、小林と同じ秋田大学自動車部OBの177#大木佳人が入賞。クラッシュからの復活を遂げ、最近では表彰台の常連となりつつある。

4・5クラス:新星とベテランがそれぞれに存在感を発揮

4クラスは、東北660・HA36カップとダブルエントリーの168#高杉俊太郎がポール・トゥ・ウィン。2位も同じくダブルエントリーのベテラン4#高松正雄で、両名はシリーズランキングでも1位と2位を獲得し、HA36アルトのポテンシャルを改めて見せつけた。3位には404#菅原武が食い込んでいる。

ビギナー専用の5クラスは、910#工藤与輝が圧倒的な速さで全勝。来季は3クラスを飛び越えて2クラスへの参戦を考えているようで、さらなる成長が期待される。準優勝は862#狩野弘匡、3位は231#村上隼となった。

すべて表示
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
著者一覧 >

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS