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29台が参戦した東北660耐久最終戦!200分間のレースは経験と作戦が勝負の分かれ道

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

4クラス:初参戦チームを阻んだ耐久ならではの落とし穴

ハイグリップタイヤなど改造範囲が広いNAの4クラスは、初参戦の「891# チーム36」がポールポジションを獲得する。名前のとおり全員がHA36アルトのオーナーで、東北660選手権やHA36カップで活躍中だ。2番手は「112# ARYレーシング タカムクキッチン」、そして「829# チーム関東 ARY」と常連組が続く。

決勝は序盤からポールのチーム36がレースを牽引。ベストラップも1分16秒台と群を抜いており、初参戦にして初優勝の偉業を達成かと思われた。ところが、給油の際に念には念を入れようとフロントタイヤを交換したのが裏目に出る。作業のあいだに2番手を走行していたチーム関東 ARYが逆転、同一ラップながら45秒差でトップチェッカーとなった。耐久レースにおける経験の差が出たカタチだが、燃費やタイヤの消耗などのデータを得たチーム36は、来シーズンは総合優勝の最有力候補となるかもしれない。

なお前述のとおり、今回はセーフティカーも赤旗もなかったのに加え、マシントラブルでリタイヤするチームも皆無だった。総合優勝の周回数が147ラップなのに対し、最下位に終わったチームでも127ラップ。運転のテクニックに加え、車両のメンテナンスや走行マナーが向上している何よりの証拠だろう。

2026年は4月19日(日)、リンクサーキットで開幕する東北660耐久レース。年式や過給器の有無に関係なく、軽自動車であれば参加できるので、興味がある人は早めに準備をしておこう。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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