厳つさだけでなく随所に施した花と蝶で女性らしさ表現する11代目クラウン
歴代トヨタ車のなかで、もっとも長い歴史を持ち2025年でブランド創立70周年を迎えたのが「クラウン」です。現行車は16代目となり、今でもトヨタの上級クラスの1台としての価値に変わりはありません。そんな歴代「クラウン」のなかで、21世紀に入る節目となる1999年に登場したのが11代目でした。今回は、歴代クラウンでもいぶし銀のようなを存在である11代目を愛する女性オーナー、大畑美矩さんをご紹介しましょう。
デコトラ好きでその世界観を愛車にも投入している
2025年11月30日に、千葉県長生郡にあるロングウッドステーションで開かれたVIPスタイルミーティングに、印象的なクラウンが参加していた。
外観は黒塗り。見るからに厳つさ満点の雰囲気が漂っているのだが、細部を見ると、蝶や花をモチーフにしたカスタムがワンポイントで施されている。このちょい足しのセンスは男性にはできないだろうと予想し、オーナーを探索。そこで出会ったのが大畑美矩さんだった。
「お花が好きなんです。だからインテリアをはじめいろいろな箇所に、花をモチーフにしたカスタムを施しています。Aピラーには一輪挿し。テールランプは、某オークションで見つけたバラ柄のワンオフ品。内装は、トラック用の生地を使っていて、とくにリアシートはお気に入りです!」
そう聞いて覗き込んだ視界に広がったのは、黄金と濃紫の金華山で彩られた見事なインテリア。VIPセダンの王道カスタムとは異なる独特のセンスは、どちらかと言えばアートトラック(デコトラ)系だ。
「じつは、デコトラも大好き! コンビニに置いてあった専門誌を見て、あの世界観に衝撃を受けたのです(笑)。日常では見ることができないあの煌びやかさと、大きなトラックを運転するドライバーさんに憧れています」
ご主人とともにDIYで楽しむVIPセダンライフ
この17系クラウンを購入して10年が経過するという大畑さん。当初はクルマへのカスタムには興味がなかったそうだ。ところが、ひと目惚れで手に入れたこの愛車がきっかけで、友だちとクルマ好きが集まるミーティングへと足を運ぶようになった。それが、今へと繋がるVIPというカスタムの世界を知ることになったそうだ。
「ヘッドライトやフォグランプなどもワンオフです。とくにヘッドライトは、純正ヘッドライトをベースに、日産50フーガを流用して、主人が作ってくれました。加工が大変だったみたいなので、彼の愛情が詰まった大切なパーツです(笑)」
前述した金華山のリアシートは、ご主人と義母と共同製作した思い出深いもの。ダイハツ「タント」のフロントフォグランプ流用も、大畑さん自らがパーツを選択し、加工の一部も手伝うなど、この10年でクルマを趣味として楽しむ方向性も変化してきた。
「カスタムは自己満足の世界だと理解しているので、自分が好きなようにこれからも楽しんでいきます! お金もかかりますから、仕事も頑張ります(笑)」
この愛車で目指す理想形に向けて、大畑さんはご主人たちと一緒にVIPライフを楽しんでいるのだった。






















































