往復1000kmのドライブで薬師寺へ! 荘厳なコンコルソ デレガンツァ
私はこの「オートモビル カウンシル」で勢いがついてしまったようで、翌日から奈良・薬師寺で行われる「コンコルソ デレガンツァ ジャパン 2026」にも行ってしまいました!(笑) 昨年はコンコルソ デレガンツァが先の週で、オートモビル カウンシルが翌週の開催でしたが、今年はその逆で、しかも翌日からの開催だったのです。
コンコルソ デレガンツァの舞台は、京都の二条城に続いて、2025年より奈良の薬師寺へと移りました。薬師寺になってから今年で2年目です。神聖で荘厳な雰囲気がとても魅力的です。薬師寺は昨今、テレビCMでも取り上げられるほど話題になっており、行ってみたい場所のひとつでした。奈良は女性初の日本の首相となった高市総理の出身地でもあります。昨年は伝説のコンセプトカー「ランチア ストラトス HF ゼロ」が特別展示され、最高賞を受賞しました。ストラトス HF ゼロはここでの出展のあと、オートモビル カウンシル 2025の会場にも展示されていましたね。しかし、さすがに奈良は遠い……。
そう思いつつ、お借りしていたスズキ e VITARA(ビターラ)で、翌朝6時半に出発しました! 試乗も兼ねて往復1000kmをドライブし、目指すは奈良・薬師寺です。
とくに下調べもせずに無謀にも現地へ乗り込んだわけですが(もちろん関係者には連絡済みです)、はて、薬師寺のどこで行われているのでしょう? (笑) とりあえず薬師寺の駐車場にクルマを止め、境内の方へ歩いて行くと、16時ごろまでは審査のため、奥の玄奘塔周辺に展示されていました。そこには国内外から厳選された約70台の名車が、カテゴリー別にズラリと並んでいました。

2026年からはイタリアの「ASI(Automotoclub Storico Italiano)」や「ミッレミリア」ともパートナーシップを組み、専門家が歴史的価値、デザイン、保存状態などを総合的に細部まで審査し、最も美しい1台を選びます。ちなみに顧問&審査委員長は、元日産自動車専務執行役員・チーフクリエイティブオフィサーの中村史郎氏です。
魔法のような時間! マジックアワーのランウェイとベスト オブ ショー
17時ごろ、メイン会場にクルマが移動し「ナイトタイムセレブレーション」が始まりました。ライトアップされた伽藍(がらん)を背景に、自動車史に刻まれる名車たちが織りなすコントラストは格別です。マジックアワーから夜にかけて、時間の移り変わりとともに寺院の景色へ溶け込む姿は圧巻でした!
私は思いがけず、ご祈祷やガラパーティー、そして1台ずつレッドカーペットを走りながらその歴史や背景が解説されるメインコンテンツのひとつ「ランウェイショー」にも参加させていただきました! 「ランボルギーニ カウンタック」と「ラ フェラーリ」の2台に同乗させていただき、車内からもその様子を楽しませていただきました。
心残りは、翌朝も国宝の東塔を含む2基の塔と大講堂などを背景にする伽藍を見損ねたことです。下調べが必要でした! お天気も良く、みなさん早起きして楽しまれていたようです。
お宝クルマばかりでしたが、ガソリン自動車の第1号とされる1886年の「ベンツ パテント モトールヴァーゲン」(レプリカ)や、爆音で走る往年のレースマシンである1992年の「マツダ RX-792P」、トヨタ セラの元になったコンセプトモデル「トヨタ AXV-II」、そして高市早苗総理の元愛車をレストアして甦らせた1991年の「トヨタ スープラ 2.5GT ツインターボ リミテッド」など、バラエティに富んでいました。そんななか、今年の「ベスト オブ ショー」に輝いたのは、インド人オーナーの1928年製「ロールス ロイス ファントムI(エクスペリメンタル トルペード by ジャービス)」です。
オートモビル カウンシルは、「知る、学ぶ、語る」イベントです。クルマの歴史や未来を頭で楽しむ時間です。いっぽうのコンコルソ デレガンツァは、「感じる、浸る、愛でる」イベントです。クルマを芸術品として心で味わう時間です。
クルマの楽しみ方に正解はありませんが、クルマが「文化」であり、「芸術」であり、そして人生のパートナーであることを、改めて実感することができました!














































