標準ボディとハイルーフを活かした絶妙なパッケージング
キャンピングカーや車中泊仕様のベース車として絶大な人気を誇るクルマがトヨタ「ハイエース」です。とはいえ、ボディサイズの選択は頭を悩ませるポイントでもあります。今回は、日本の街中でも扱いやすい標準ボディ幅と、空間にゆとりをもたらすハイルーフを組み合わせた、大阪府和泉市にお店を構えるイフー(株式会社 威風)の「リノベーションカスタム」を紹介します。
ナローボディとハイルーフがもたらす恩恵
ハイエースユーザーの中でその名を知られているイフーが展開しているのが、1ナンバーまたは3ナンバーの8人乗り「リノベーションカスタム」シリーズだ。今回は送迎用や福祉車両として使用されるナローボディ(標準ボディ)のハイルーフをベースに作り上げた1台を紹介したい。
じつはこのベース車両、標準ボディ幅とハイルーフの組み合わせであることが最大のポイントとなっている。日本の入り組んだ街中の通りでもストレスなく走ることができるボディサイズでありながら、ハイルーフの室内高を活かすことで、2段ベッドの展開まで余裕でこなしてしまうのだ。
多彩アレンジ可能な多機能T-REVOシートと2段ベッド
バリエーション豊かなシート展開を叶えてくれる秘密が、1300mm幅の「T-REVO成形シート(ハイエース専用設計の多機能シート)」だ。これを2列目と3列目に2脚装備している。通常の前向き乗車はもちろん、向かい合っての対面対座、フルフラットベッド展開、リラックスソファーベッド展開、さらには折り畳みバタフライ展開からのトランポ仕様など、欲しいシート展開をほぼすべてこなしてしまう自由度をもつのが特徴だ。
とくにハイルーフを活かしたフルフラット空間は見事で、上段にベッドマットを展開すれば上下で別々に空間を利用することができる。上段は長さ1200mm×幅1450mmと子どもたちなら寝られるサイズを確保。下段は長さ2350mm×幅1300mmという広大なスペースとなり、家族での車中泊でも楽しく快適に過ごせる仕様となっている。
高級感漂うインテリアとダイナスティ仕様の外観
インテリアの質感も非常に高い。コクピットまわりは明るいアッシュウッドのパネル(タモ材調の木目で、テカテカしすぎず高級感ある仕様)で統一されている。左右分割式のセンターコンソールは、開閉が可能なソフトダンパー付きで高級感を演出、内部にはHDMIの接続ポートとUSBの充電ポートも装備する。前席には欧州車デザインのコーデュロイレザーによる3D形状のバケットシートカバーが装着され、長距離移動も苦にしない仕上がりだ。
もちろん外装にも抜かりはない。イフーが誇るダイナスティ(Dynastyは、IFUUと同じグループの外装専門のカスタムパーツブランド)「デザートライン」のフロントハーフスポイラーや出幅25mmのオーバーフェンダー、ディグニティ2のLEDヘッドライト、V12ヴァンキッシュの17インチアルミホイールなどでカスタム感も満載である。全方位に隙のない仕上がりだ。
取り回しの良いナローボディと、広大な就寝スペースを両立したイフーの「リノベーションカスタム」。家族での車中泊や本格的なアウトドアを快適に楽しみたいユーザーにとって、これ以上ない理想的な選択肢となるはずだ。
トヨタ ハイエース 標準ボディ・ハイルーフをベースとした「リノベーションカスタム」の主要装備と価格(消費税込)は以下のとおり。
・ベース:標準ボディ ハイルーフ
・価格:309万円
・乗車定員:6名
・登録ナンバー:1または3ナンバー
・装備:フロントシート(スーパーGL用に変更)、シートカバー、1300mmオリジナルT-REVOシート×2、2段ベッド、ロングスライドレール、フローリング
・オプション:デザートライン フロントスポイラー/リアガーニッシュ、グランド ユーロフェイスボンネットパネル、ダウンフェイスオーバーフェンダー、ディグニティ2 LEDヘッドライトほか

































































