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アゲが定番のトヨタ プロボックスをあえてベタ落とし! LAGNAの昭和レトロな令和版カスタムが熱い

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TEXT: 酒井賢次(SAKAI Kenji)  PHOTO: 泉 晟太郎(IZUMI Jyotaro)

  • LAGNA ブース:プロボックスにくわえ新作のカローラスポーツやアルファードも展示され大注目だ
  • LAGNA トヨタ プロボックス:真円スラッシュのデュアル出しマフラー。斜めに突出させる昭和レトロな演出だ
  • LAGNA トヨタ プロボックス:気持ちアウトリップ気味のセッティング。ノーマルフェンダーにリム幅9Jを見事に収める
  • LAGNA トヨタ プロボックス:ホイールはワークのマイスター。エアサスとアクスルキットを組み合わせて極低に
  • LAGNA トヨタ プロボックス:薄型のストレートデザインとなるサイド。前後のエアロの流れをさり気なく繋ぐ
  • LAGNA トヨタ プロボックス:フロントスポイラーは薄型設計で、低い姿勢のまま走っても干渉しにくいデザインだ
  • LAGNA トヨタ プロボックス:リアスポイラーは中央を一段高く構えることでシンプルながらも動きのある造形に
  • LAGNA トヨタ プロボックス:純正フォルムに馴染むリアウイング。厚みと張り出しがあり、後ろ姿のアクセントに
  • LAGNA トヨタ プロボックス:内装はダメージレザー風のシートカバーを使い、レトロなイメージを完成。商用車感を消す
  • LAGNA トヨタ プロボックス:やり切り感絶大なベタ落としフォルム。プロボックス本来の美しさが際立つ
  • LAGNA トヨタ プロボックス:薄型のフラップスタイルとなるリアまわり。商用車特有の尻上がり感を払拭する

定番の「アゲ」ではなくベタ落とし! 極低プロボックスの衝撃フォルム

カスタム界の最先端で長く活躍してきた実力者が、2025年の秋に愛知県名古屋市に立ち上げたプロショップ「LAGNA(ラグナ)」です。同社が2026年の「オートメッセ in 愛知」で披露したのは、これまでにありそうでなかった新感覚のトヨタ「プロボックス」でした。アウトドア風の「ちょいアゲ」が定番化しているプロボックスにあえての「ベタ落とし」を施した、強烈なカスタムの全貌をご紹介します。

新進気鋭のプロショップが提案する「ありそうでなかった」スタイル

LAGNAのオリジナルブランドである「LAG」の記念すべき第1弾となったトヨタ「40系アルファード」用ボディキットは完成度が非常に高く、オリジナルのオーダーメイド鍛造ホイール「Lフォージド」や幾何学模様が美しいLEDテールなども含め、同社はいま大きな注目を浴びている新進気鋭のプロショップだ。

そんなLAGNAがオートメッセ in 愛知の会場に展示したのが、新感覚のプロボックスである。プロボックスといえばレトロ系の純正車高や、ちょいアゲのオフロード系スタイルがこれまでの定番だったのだが、LAGNAが完成させたのはやり切り感絶大なベタ落としフォルムだ。これがプロボックス本来のシルエットと相まってかなりカッコ良く仕上がっているから、プロボックス乗りは注目である。

シャコタン化でプロボックス本来のシルエットを際立たせる

開発のキッカケとなったのは、「プロボックスではアゲはありきたりだし、サゲるにしても中途半端な仕上げが多い」と感じていたことだという。

ならば妥協をいっさい排除して、LAGNAらしさ全開な1台を作る。だからこそボディキットもオリジナルで開発し、足回りもホイールマッチングもこだわり抜いた仕様を目指したのだとか。

純正の腰高感を払拭する薄型フラップエアロとバッドフェイス

構成するパーツは、フロントスポイラーとリアスポイラー、アイライン、リアウイング、2本出しマフラーの合計5アイテムだ。

フロントスポイラーは純正バンパー下に取り付けるフラップ式エアロ(板状のパーツ)で、薄型ながらも全体的に出幅を持たせ、存在感あるフォルムを実現した。リアサイドスポイラーは純正の尻上がりフォルムを解消するとともに、張り出しを持たせてフラップ感を強調している。この装着によって、フロントとのトータルバランスも引き上げられるデザインとなっている。

アイラインは悪顔ルックなバッドフェイス風味。リアウイングも出幅をしっかりと持たせ、付けた感を得られるようにデザインされている。

アクスル加工で9Jを飲み込む! 昭和レトロな令和版シャコタン

鍵となる足回りは、カズサス(KAZ-SUS)のエアサスペンションとJ-LINEのリアアクスルキット(純正の後輪車軸と入れ替える車軸キット)を組み合わせることで、極限の「ベッタベタ」を実現した。どうしても腰高で商用車感が抜けないプロボックスも、ここまで落とせば文句なしにスタイリッシュだし、全体のカタマリ感も強調されてかなりイカツい印象になる。

そこへ合わせたのは、ワーク「マイスター」の16インチ。ノーマルフェンダーのままで「9J」という極太サイズを飲み込む圧巻のマッチングは、LAGNAのノウハウが確かなことの証明だ。これを気持ちアウトリップ(フェンダーからホイールリムを少し出すスタイル)に設定し、ヤンチャ感も薫らせているのがポイントである。

斜め出しマフラーも含めて、いわく「昭和レトロなスタイリングを令和仕様に味付けた」というスタイリング。外装のヤンチャさに対して、インテリアにはアンティーク調のシートカバーを合わせて大人っぽくまとめるなど、細部までのスキがない。なるほど、こんな仕様のプロボックスもたしかに強烈にカッコいい。

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