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走りのプロがハマった「ジムニー沼」! 湘南の街並みに映える「鏡面カスタム」の中身

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TEXT: 木下隆之(KINOSHITA Takayuki)  PHOTO: 真壁敦史

「鏡面仕様」を彩るKLC Heritage製パーツたち

現行ジムニー、シエラやノマド向けのカスタムパーツを幅広く展開しているのが、KLCヘリテージというブランド。バンパーやグリルはもちろん、サスペンションからシートカバー、ルーフラックまで、その守備範囲は驚くほど広い。ホームページを眺めているだけで、カスタムへの渇望がじわじわと膨らんでくる。

シエラの顔つきを決定づけたのが、KLCのトラディショナルバンパー74。鏡面仕上げのステンレスが、陽を受けるとやたらに光る。クロカン由来のパイプ形状でありながら、磨き込まれた表面は妙に色っぽく、いかつさと艶っぽさが同居している。純正穴にボルトオンで収まるのもありがたい話だった。

ただ、この手のパイプバンパーは純正バンパーを丸ごと外すぶん、グリル下の内板がチラリと覗く。武骨でいいという人もいるが、やはり気になった。そこで足したのが専用のエプロン。ステンレス製のブラック仕上げが、その隙間をさりげなく目隠ししてくれる。こういうひと手間が案外効くのである。

フロントマスク仕上げとして『#フェイスグリル#フォーティー』も装着した。往年のランクル40を思わせる顔つきに、メッキ調のフィニッシュが効いている。鏡面バンパーとの相性は言わずもがなで、フロントまわりに統一感が生まれた。光り物でまとめたこの顔こそ「悪目立ち」の中心地である。

センサーを生かしたまま後ろ姿と足まわりも着替える

後ろ姿も抜かりなく、同じく鏡面のトラディショナルバンパー74で揃えた。前後で光り物が呼応すると、なるほど一台の佇まいがぐっと締まる。塗装も加工もいらず、買ってそのまま付けられる手軽さも嬉しい。

とはいえ現行のシエラ(4型モデル)には、純正の駐車センサーがリアバンパーに埋め込まれている。バンパーを替えれば当然これも外れてしまう。そこで頼ったのが、センサーを機能そのままで移してくれるバックソナーブラケット。便利な機能はそのままに見た目だけ着替える。なんとも今どきの作法である。

足元は、トーヨータイヤのオープンカントリー A/T EXに、WORKのクラッグ・ガルバトレ。そこにJAOSのサスキットを合わせた。タイヤは名前こそいかついが、舗装路では存外に物静かで、サイドのホワイトレターが湘南の陽射しによく似合う。ホイールは日本製の3ピース。深さのあるリムがメッキ調のボディと呼応して、停めておくだけで妙に絵になる。オフ系の出自を持ちながら品を失わないあたりが、僕のシエラの方向性にちょうどよかった。

【木下さんのシエラに装着されていたパーツの一覧】
・KLCヘリテージ トラディショナルバンパー74(前/後 鏡面)
・KLCヘリテージ #フェイスグリル#フォーティー(ABS製/メッキ調)※スズキエンブレムはオプション
・KLCヘリテージ トラディショナルバンパー用エプロン
・KLCヘリテージ バックソナーブラケット
・スペアタイヤ移動ブラケット
・JAOS BATTLEZ リフトアップセット
・ワーク クラッグ ガルバトレ
・TOYOTIRES オープンカントリーA/T EX

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  • 木下隆之(KINOSHITA Takayuki)
  • 木下隆之(KINOSHITA Takayuki)
  • 1960年5月5日生まれ。明治学院大学経済学部卒業。体育会自動車部主将。日本学生チャンピオン。出版社編集部勤務後にレーシングドライバー、シャーナリストに転身。日産、トヨタ、三菱のメーカー契約。全日本、欧州のレースでシリーズチャンピオンを獲得。スーパー耐久史上最多勝利数記録を更新中。伝統的なニュルブルクリンク24時間レースには日本人最多出場、最速タイム、最高位を保持。2018年はブランパンGTアジアシリーズに参戦。シリーズチャンピオン獲得。レクサスブランドアドバイザー。現在はトーヨータイヤのアンバサダーに就任。レース活動と並行して、積極的にマスコミへの出演、執筆活動をこなす。テレビ出演の他、自動車雑誌および一般男性誌に多数執筆。数誌に連載レギュラーページを持つ。日本カーオブザイヤー選考委員。日本モータージャーナリスト協会所属。日本ボートオブザイヤー選考委員。
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