ブレーキからアクセルへ! ペダルの踏み替えを意識することも忘れずに!!
また、サーキット走行に慣れてきても意外と難しいのが、ブレーキを終えた右足を遊ばせておかないで、すぐにアクセルペダルに移して、ジワーッとアクルを踏んでいく動作。そして、一度踏み始めたアクセルは途中で緩めたりせず、立ち上がりに向かって踏み足していくのが正解です。
アクセルオンが早過ぎたり、踏み込みが強すぎるとアンダーステアの原因になります。立ち上がりでは、アンダーステアが出る一歩手前の状態を保てるように、ハンドルを切る量とアクセル開ける量が反比例する関係でバランスさせるのが一番のコツになります。
初心者の頃は頑張り過ぎで得られるメリットはなし!
意外に思うかもしれませんが、コーナーでは欲をかけばかくほどタイムが遅くなる傾向があります。突っ込み過ぎもアクセルオンが早過ぎるのも、さらに出口でカウンターを当てることになるのも全部頑張り過ぎと欲の深さが原因です。
ブレーキはブレーキ、コーナリングはコーナリング、立ち上がりは立ち上がりと、1つのコーナーを3つのパートに分けて、ひとつずつの操作を確実にこなしていくことが上達への近道になります。こんなことを言っては元も子もなんですが、学校のお勉強とは違い頭で理解してもそれを実践するのはなかなか難しいものです。ですので、頑張り過ぎて愛車を壊さないようにサーキットを走る機会を増やしていくことで、本記事で指南したこと理解でき、自然とできるようになります。