クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • カーライフ
  • 登場から1年、トヨタ「カローラクロス」の特徴を改めて検証! SUVならではのデザインの魅力とは?
カーライフ
share:

登場から1年、トヨタ「カローラクロス」の特徴を改めて検証! SUVならではのデザインの魅力とは?

投稿日:

TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: トヨタ自動車

  • 新型トヨタカローラのイメージカット

  • カローラクロスの走行シーン
  • カローラクロスのリヤビュー
  • カローラクロスのラゲッジルームアレンジ
  • パーキングサポートブレーキ(後方)
  • 新型トヨタカローラのイメージカット

カローラシリーズに追加されたクロスオーバーSUV

 2018年に登場したカローラスポーツ以降、TNGAプラットホームの採用とモダンかつスタイリッシュなデザインで新世代へと生まれ変わったカローラシリーズ。その最新モデルが2021年に登場したSUVモデルが、カローラクロスです。このカローラクロスのSUVらしいユーティリティやデザイン、安全性などその特徴に注目していきましょう。

カローラクロスの高いユーティリティ性能に注目

 近年人気のジャンルと言えるSUV。その理由はさまざまですが、そのボディ形状が生み出す広々としたトランクスペースや多彩なシートアレンジからくるユーティリティの高さがあります。カローラクロスはこのクラスのSUVとしてはトップクラスのユーティリティを誇っているのが特徴です。

特徴その1:クラス最大級のラゲッジルーム

 まずユーティリティが優れているポイントとして注目すべきなのがトランクルーム。カローラクロスのトランク容量はクラストップの487Lを誇ります(5人乗車時)。リヤシートを起こした状態の寸法は奥行き849mm、最小幅947mm、最大幅1369mm、高さ957mmとなっています。運転しやすいコンパクトなボディサイズからは想像できないほど広々としたトランクスペースには、リヤシート使用時でもゴルフバッグを4つ載せることが可能です。

カローラクロスのラゲッジルームアレンジ

 また単純に容量があるだけでなく、日常やアウトドアシーンでの使い勝手の良さにもこだわっています。荷物の積み下ろしのしやすさにもこだわったカローラクロスは、トランク開口部下端を地面から720mmに設定。小柄な方でも楽々と荷物の積み下ろしをすることが可能となっています。

 使い勝手という面では、足もとの操作だけでリヤハッチを開け閉めすることができるパワーハンズフリーバックドアが設定されているのも魅力的なポイント。両手がふさがっているとき、とても重宝するアイテムです。

特徴その2:充実したユーティリティを実現するシートアレンジ

 シートアレンジが優れているのも、カローラクロスのユーティリティの高さを実現している理由のひとつです。リヤシートは6:4分割可倒式を採用。助手席側が4で運転席側が6となっています。

 そしてカローラクロスのトランクルームをさらに便利にするオプションアイテムが「ラゲージアクティブボックス」です。これを装着すればリヤシートを倒したときにトランクルームをフラットにすることができます。

 また、このアイテムを使えば下段に収納スペースを生み出すことができます。リバーシブル仕様となっている裏面は撥水性に優れた樹脂製なので、アウトドアなどで濡れた荷物を積み込むシーンでも役立つアイテムです。カローラクロスの購入を検討するなら、装着をオススメしたいオプションと言えます。

 そしてリヤドアが大きく開くため、乗降性が高いのも嬉しいポイントです。リヤシートへ乗り込む人にとってはもちろん、お子さんをチャイルドシートへ乗せるとき、そして荷物を載せるときにもありがたいでしょう。そのほか、室内の各種収納が充実しているのはもちろん、リヤシートでも使用可能なUSB端子が用意されていて、どの席に座ってもユーティリティの高さを実感できるSUVとなっています。

カローラクロスの気になるデザインの特徴とは?

 カローラと言えば多くの人に親しまれてきた大衆車であり、トヨタの歴史を支え続けてきたクルマでもあります。そんなカローラ初のSUVとして登場したカローラクロスは、カローラらしい使いやすさと、SUVらしい躍動感あふれるデザインを両立させています。ここからは、カローラクロスのデザインに注目していきましょう。

【エクステリア】

 カローラクロスのデザインコンセプトは「アーバン・アクティブ」。カローラスポーツ以降の新世代カローラファミリーと同じように、それまでのカローラとは異なる都会的で洗練されたデザインとなっています。しかしながらデザインが奇抜過ぎている印象はなく、あらゆるシーンに溶け込める印象を受けます。この点はいい意味でカローラらしいデザインポイントと言えるでしょう。

 カローラクロスはガラス面やヘッドライト、テールライトに伸びやかなデザインを用い、バンパー部分にはワイドで安定感のあるデザインとブラックアウトされたフェンダーアーチを採用しています。これによりボディ上面では都会的な雰囲気を与え、ボディ下面ではSUVらしい堂々としたイメージを演出。アーバンな印象と躍動感のある印象を両立しています。

カローラクロスのリヤビュー

 カローラクロスのエクステリアデザインの担当者は、休日にダイビングや写真撮影を楽しむアウトドア派。カローラクロスは自身が使用するシーンもイメージしてデザインしたそうで、都会での日常使用から週末の趣味の時間まで、あらゆるシーンを想定し、開発チームと繰り返し議論を重ねたとのこと。まさに、カローラクロスがメインターゲットとしているニーズの意見が反映されたデザインとなっているのです。

【インテリア】

 インテリアデザインはカジュアルな雰囲気と上質かつ洗練された質感が、見事なバランスで調和されている印象です。インパネの柱状の金属調加飾はしっかりと支えるデザイン構成となっていて、SUVらしいタフさとカジュアルさを演出。各所にソフトパッドを採用するとともに室内照明にはLEDを採用し、上質で洗練された雰囲気となっています。

 また、カローラクロスのインテリアは実用性をしっかりと考えられているのも嬉しいポイント。インパネからドアトリムまで連続性のあるデザインが特徴的です。細いAピラーと一部に設定されたパノラマルーフも相まって、広々と開放感溢れるインテリアデザインに仕上がっています。実際、ヘッドクリアランスも大きく確保されており、見切りも良く運転もしやすいインテリアデザインとなっています。

 運転がしやすいという面ではインパネが水平基調のデザインになっていて、車両の姿勢を掴みやすいというのも見逃せません。

 そして、シートも運転のしやすさに貢献しています。フロントシートはスリムな背面部と高いホールド性を両立したスポーティな形状を採用。スタイリッシュな雰囲気を演出しつつ、長距離運転時の疲労もグッと減らしてくれます。

【ボディカラー】

 カローラクロスのデザインという面では、カラーバリエーションも注目ポイントです。日本はもちろん、世界各国で展開されるグローバルモデルとして開発されたカローラクロスは、国や地域に合わせてカラーバリエーションを展開。日本市場に向けては8色を用意し、幅広い世代をターゲットとしながら、大人びて都会的な配色を意識しています。

 ホワイトやシルバー、ブラックといった定番色はもちろんラインアップ。また、さりげなく個性を主張し都会に似合うアバンギャルドブロンズメタリックや、原色の赤からは少し落ち着いた風合いのセンシュアルレッドマイカ、渋めの青系色のスパークリングブラックパールクリスタルシャインなども用意されています。

 カタログの表紙などで用いられている鮮やかな青は、SUVらしい躍動感とエネルギッシュさを感じる、若いユーザー層に響きそうなダークブルーマイカメタリックとなっています。

 エクステリアデザイン、インテリアデザイン、そしてボディカラー。それぞれのデザインでこれまでのカローラらしい使い勝手の良さと、新時代にふさわしい洗練された雰囲気を見事演出しています。まさに開発コンセプトである「新空間・新感覚カローラ」を全身で体現したデザインとなっています。

12

 

 

 

 

ranking

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

ranking

AMW SPECIAL CONTENTS