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VW「ポロ」のホットな「GTI」がマイナーチェンジ! チェック柄シートがいま若者には新しいアイテム

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TEXT: iconic  PHOTO: Volkswagen AG

インテリアはGTIの伝統を受け継いだ

 エクステリアは、4つの補助灯を備えたハニカム形状のフロントグリルや左右ヘッドライトをつなぐ車幅灯、ヘッドライト内側まで延長したレッドのアクセントラインなどでGTIらしさを表現。左右フェンダーのGTIエンブレムや、レッドのブレーキキャリパーも雰囲気を高めてくれる。

 インテリアではGTIの伝統を感じさせてくれるチェック柄のファブリックを用いたトップスポーツシートを前席に装着。ブラックを基調としたスポーティな室内は、ダッシュパッド、シートやシフトノブのアクセントにレッドを施し、GTIならではの空間に仕立てられている。GTI専用マルチファンクションステアリングや専用表示のデジタルメータークラスターも備わっている。

 先進装備も充実しており、ACC(アダプティブクルーズコントロール)とレーンアシストの複合機能であるトラベルアシストを採用。斜め後ろの車両を検知して車線変更をサポートするサイドアシストプラス、駐車可能スペースの検出とステアリング操作を行うパークアシストなども装備した。

 また、新たにLEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」を備えた。これはフロントカメラで対向車や先行車を検知、マトリックスモジュールに搭載されたLEDを個別に制御することで眩惑を最小限にとどめつつ照射エリアを最大限に確保するヘッドライトだ。

 なお、9.2インチのタッチスクリーンを備えた、インフォテインメントシステムのディスカバー プロはオプション(15万4000円・消費税込)とされた。車線の逸脱を防いでくれるレーンキープアシストシステム、前方の車両や歩行者を検知して衝突被害軽減をサポートするプリクラッシュブレーキシステム、万が一の事故時に自動でブレーキをかけて車両を減速させ二次被害を防止してくれるポストコリジョンブレーキシステムなど、安全装備も備わっている。

 ボディカラーはピュアホワイトとディープブラックパールエフェクトに加え、新色としてキングズレッドメタリック(有償オプションカラー、3万3000円・消費税込)とスモーキーグレーメタリックが加わり、合計4色の展開とされた。

AMWのミカタ
 グリルの赤いラインとシートのチェック柄といえば、紛れもない「ゴルフGTI」を彷彿とさせるもの。そしてシート地のチェック柄といえば、ポルシェを思い出す人も多いだろう。1970年代〜1980年代のポルシェでは、さまざまな大きさのチェック柄が採用されたが、1990年代以降はどちらかといえばオールドファッションな感じがしたものだ。しかし、ファッションと同じく時代はめぐり、いまチェック柄が新しく感じられるのだろう。

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