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イタルデザイン「R35 GT-R」顔の「マーチ」を学生が製作! 2019年の大阪オートメッセの興奮をプレイバック【OAM 2023】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 大阪オートメッセ/小鮒康一

「第26回大阪オートメッセ2023」は2023年2月10日~12日に開催

 1997年から続いている「大阪オートメッセ」は西日本で最大級の自動車イベントとして、2023年も2月10日(金)~12日(日)にインテックス大阪での開催が予定されている。過去の人気車両コンテストから当時のカスタムトレンドをプレイバックしてみよう。今回は2019年を振り返る。

17年ぶりの復活を遂げた「GRスープラ」が2019年の主役

 日産「フェアレディZ」やトヨタ「GRヤリス」など近年は次々と魅力的なスポーツカーが発表され、会場で行われる人気車両コンテストにおいてもグランプリを獲得している。その始まりといえるのが2019年にデビューした「GRスープラ」で、大阪オートメッセ2019でも当然ながら話題の中心となった。

 先代に当たるJZA80の生産終了から17年という長い時を経て復活したことに加え、トヨタが展開するスポーツモデル専用ブランド「GR」の名が初めて冠されるなど、日本中のクルマ好きやチューニング業界が熱い視線を注いでいたのも記憶に新しい。

 TOYOTA GAZOO Racingのブースには会場した直後からギャラリーが殺到、初代からの伝統であるロングノーズ&ショートデッキを採用したデザインや、同時に展示されたスーパーGTを見据えたコンセプトモデルに目を奪われた。興奮度の高さを示すかのように人気コンテストでも市販モデルの「GR Supra」が1位、同じくTOYOTA GAZOO Racingの「GR Supra SUPER GT Consept」が4位だった。

学生たちが作った魔改造K13マーチがコンテスト2位に

 そんなビッグネームに割って入り2位を獲得した注目株は、日産京都自動車大学校と日産愛知自動車大学校の手による、K13型「マーチ」をベースに製作した「Itachi(イタチ)」だ。世界限定50台の超希少車である「GT-R50 byイタルデザイン」をモチーフに、R35風のフロントマスクや丸型テールランプを持つリアまわりを作り上げた。さらにマーチ・ニスモSのエンジンおよびトランスミッションをスワップするなど、エクステリアに負けない中身のチューニングも高く評価された理由だろう。

 ほかには国産車のカスタムが圧倒的に多いなか5位に入賞した、KUHL Japanの「ROHAN ENGRAVE METAL PAINT インパラ IZ METAL」や、9位のキャタピラを装着した日産の「JUKE Personalization Adventure Concept」も、強烈なインパクトでギャラリーの目を楽しませてくれた。

 なお2019年の大阪オートメッセ3日間の合計来場者数は過去最多となる26万2277名だった。クルマ好きなら絶対に見逃せない大阪オートメッセ、今年の開催はもう間近に迫っている。2月10~12日はインテックス大阪へ行ってみよう!

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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