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トヨタ「ハイエース」で7人乗り! ベッドマットを使えば上下2段のベッドスペースができるスグレキャンパーです

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TEXT: 木村隆之(KIMURA Takayuki)  PHOTO: 木村隆之

  • ハイエースのリアビュー

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快適に移動できる贅沢なハイエース

滋賀県を拠点にトヨタ「ハイエース」などのコンプリートカーを発信するカーハウスZERO(ゼロ)。ここに紹介する車両は、その名も「セブンツアラー」。セブンとは7人乗りを意味し、ツアラーはよく走る旅するクルマという意味が込められているのだとか。ちなみに、1列目から3列目までシートが用意され、前から2名+3名+2名の計7人が快適に移動できる仕様だ。

ベースとなっているのは標準ボディ

ベース車両はハイエース標準ボディのスーパーGL、特別仕様車のダークプライム2。「あれ? 標準ボディのハイエースは5人乗りでは?」と思った方はその通り。セブンツアラーは8ナンバーに登録変更されている。

ハイエースは標準ボディであっても、「私にはクルマのサイズが大き過ぎる」なんて言う人もいるが、Mクラスのミニバンとその大きさに大差はない。しかも標準ボディは日常での使い勝手がすこぶるいい。日本の道路事情を考えてみると、あらゆるシーンで使いやすいのが実感できるはずだ。それでいて、最大7人が乗車できる。3世帯での移動シーンなどでも便利に使えることだろう。

このセブンツアラーの利点はまだまだある。

まずシートの展開バリエーションが多彩なのだ。2列目と3列目にセットされるのはT-REVOシート。シート幅は2列目が1400mm、3列目は900mm。前向きから後ろ向きに展開したり、フルフラットにしたりと、純正シートではまず不可能な室内展開を容易に実現してくれるスグレモノなのだ。

そのシートの座面と背面をコの字型に畳んでロングライドレールを駆使し、前へズズッとスライドさせれば広大な荷室スペースが現れる。こうなると自転車やSUPといった大型アクティビティ用ギアをガッツリ積載することが可能になる。さらに2列目シートと3列目シートを対面対座に向かい合わせれば、家族が団らんできるリビングスペースへと早変わり(テーブルはオプション)。

車体後部

1列目もアレンジできて快適な車内空間に

最後のトピックは、運転席と助手席も回転できるフレームを内蔵していることだろう。必要とあらば1列目シートを後ろ向きに展開させて2列目シートはフルフラットに。そうすれば超広大なリビングスペースが確保できる。

さらに、オプション設定されているベッドマットを家具の上段に4枚敷き詰めれば、子どもなら3人は就寝できるフルフラットスペースが出現。下段のフルフラットスペースにはパパとママがゆったりと寝られるため、上下2段でベッドスペースが確保できる。4枚のベッドマットはキッチン家具の上部に積んでおくことが可能なので使うシーンによってその場でフレキシブルに対応できるのは本当に魅力だ。

リアゲートを開いて右側のキャビネットにはポータブルバッテリーとポータブル冷蔵庫をコンパクトに収納し、下段には収納スペースも確保されている。左側のキッチン家具には埋め込み型のシンクとシャワーがセットになっており、ちょっとした手洗いやペットの足を洗ったりと便利に使える。ここにも下段は収納スペースが確保されるなど、本当に無駄のない拡張性の高いシステムが用意されている。

* * *

クルマを何台も持つことができるのは理想だが、現実はそれほど甘くはない。1台で何役にも使いこなしたいシーンは数多くある。ミニバンでは人が乗れても荷物が詰めない。そんなときにこんな万能選手のハイエースがあれば、かなりカーライフが充実することは間違いないだろう。

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