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夫婦円満の秘訣はアバルト「500エッセエッセ」!? 理想のイメージは「チンクエチェント博物館」のラリーカーでした

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典/AMW編集部

各地のイタ車イベントに高確率で参加しているアバルトカップル

2023年3月19日(日)に富士スピードウェイで開催されたイベント「ASSO Driving Pleasure Giolno Della Famiglia in FUJI Speed Way 2023」には、フィアット&アバルトを中心としたイタリア車100台以上が集まりパレードランを楽しんだ。その会場から、レーシーなアバルト「500エッセエッセ」で参加していたおしどり夫婦を紹介しよう。

恋人時代にふたりでアバルトにひと目ぼれ

イタリアン・コンパクトカーがテーマの催しはもちろん、さまざまな趣味車が一堂に会するイベントに行くとかなりの高確率で遭遇するのが、2011年式のアバルト「500エッセエッセ」に乗っている宮部敬介さん&明日美さん夫妻だ。

「最初にアバルトというイタリアンコンパクトカーを見たのは、2013年に開催された自動車専門誌のイベントでした。会場は、横浜の赤レンガ倉庫だったかな。その頃はまだ彼女と結婚していませんでしたが、ふたり一緒にアバルトを見て、小さくてカワイイなぁ~と思いました。それで、ずっと、イイなぁ~、このクルマが欲しいなぁ~と思っていたので、その2年後にアバルトを買ってしまったのです」

ラッキーなことにある程度までレーシーに仕上げられている「500エッセエッセ」を見つけることができ、それを2015年にゲットしたのだという。宮部さんは現在36歳なので、28歳のときにアバルト・オーナーになったのだ。

購入後はコツコツ各所を好みにモディファイ

「グリルとリアウイングをアセットコルサのモノにするなど、少しずつ細部をモディファイしていきました。とくに赤いリアウイングがお気に入りです。一番最近に交換したのはシフトノブで、ラリー車に強いスペシャルショップとして有名なオートスポーツイワセがリリースしている製品をネジ口径変換アダプターを使って装着してみました」

インテリアにはホワイトのシフトノブとともに、運転席側にスポーツシートのグローバルスタンダードモデルであるレカロSR-7を奢っており、スポーツドライビングからロングドライブまで快適に楽しめるようになっている。

エンジンまわりではブローオフバルブ(タービンで圧縮された空気が圧力の許容範囲を超えたときに解放するためのパーツ)を社外品に交換済みで、排気系に高性能エキゾーストシステムのレコードモンツァを装着しており、走行シーンを問うことなく、ドラマチックなサウンドを堪能することができる。

足まわりは、タイヤがグッドイヤーのEAGLE F1 SPORTで、ホワイトのホイールがスリーハンドレッドのCF-01だ。サスペンションはコニのショックを装備し、ブレーキにもスリーハンドレッドの製品をセットしている。

ムゼオ・チンクエチェント・レーシング・チームの眞貝選手に憧れて

「500エッセエッセは、ボディが小さいのにキビキビ走るところがお気に入りポイントです。昔からラリーが好きで、ムゼオ・チンクエチェント・レーシング・チームに所属していた眞貝知志選手が2015年から全日本ラリー選手権のJN-5クラスでアバルト「500ラリーR3T」を走らせていた姿に感動していました」

眞貝選手が駆っていた500ラリーR3Tのナンバープレートが「49」で、宮部さんの500エッセエッセのナンバーも同じ「49」だったので、もしや、と思っていたら、やはりそうだった。熱心なモータースポーツ好きで、カーイベントへの参加率が非常に高い宮部さんは、これからも愛機をちょこちょこモディファイしながら奥さまとさまざまな催しに参加してくれるだろう。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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