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愛車はいすゞのトラック! 25年以上も一家で所有する「エルフ」のオーナーは元ディーラーマンでした

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: AMW 竹内耕太

「いすゞトラック愛好会」として独自にイベントも開催

「もともとトラックやバンなどのはたらくクルマ全般が好きだったのですが、仕事で関わっていたこともあり、この型のエルフにはとくに強い思い入れがあります」

と語る原田さんは、現在「いすゞトラック愛好会」というクラブの会長を務めている。

「1990年代生まれのエルフも少し前までは“ただのちょっと古いトラック”で、参加できるイベントもほとんどなかったのですが、最近ではこのようなイベントも増えてきて嬉しいです」

そんな原田さんはまた、いすゞトラック愛好会として独自のイベントも主催しており、直近では5月28日(日)に群馬県下仁田町の下仁田こんにゃく観光センターにて「第15回いすゞオーナー集会」を開催予定とのこと。クラブの活動の詳細は随時facebookで更新中とのことなので、興味のある向きはチェックされたし。

じつはエクステリアは輸出仕様カスタム

原田さんのいすゞエルフは現在走行距離22万kmと、はたらくクルマとしてはまだまだこれからといったコンディション。全国各地、どこのイベントにも参加できるようにエンジンはNOx・PM法適合仕様とし、シャシーまわりに至るまで丁寧にワックスが掛けられている。

「じつは外観はエンブレム類や注意書きのステッカーなども含め、輸出仕様のパーツでまとめているんですよ」

と、このあたりの小技の利かせ方も、さすが元いすゞのディーラーマン。同世代に生まれた多くのエルフが役目を終えて廃車となっていくその一方で、いまなおヒストリックカーとして愛されるエルフ・ダンプとそのオーナーの幸せな一例と言えるだろう。

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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