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熱中症を避けるドライバーの暑さ対策とは? 真夏でもサーキット走行を楽しむための知恵を紹介します

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 写真AC/AMW編集部

水分や塩分の補給も忘れずに

同じくレーシングカーを参考にするなら、ドリンクシステムと呼ばれる給水装置も面白い。車内に取り付けた飲料のボトルからホースを運転席まで引き、簡単な操作で飲むことができる。

あとはモータースポーツに限った話ではないが、水分と塩分の補給およびシッカリとした体調管理。前日の寝不足やお酒の飲み過ぎなんてもっての外だし、当日は食事もちゃんと摂ってほしい。

水分や塩分の補給

ここまで完璧に対策したと思ってもダメなときはダメ。筆者は真夏の耐久レースで2時間ほど連続ドライブした際、暑さが急に寒気へと変わり即座にピットインした経験がある。気温がスタートの時点で35℃を超えていたこともあり、いつも以上に体調の変化に気を付けていたおかげで、事故もなく無事に次のドライバーへ交代できたが、降りた後は自力で立つのが難しいほど消耗していた。

* * *

このように暑さはクルマにとってはもちろん、人間にとっても大きなリスクとなる可能性がある。開けられる窓をすべてオープンにするのは基本中の基本と考え、場合によってはウインドウネットやクールスーツなどを活用。さらにドライバーの服装や体調にも十分すぎるくらい配慮し、エアコンを使ったり走行を中断しての休憩も辞さない。夏のサーキットを安全に楽しむためにも、考えられるだけの対策は取っておくべし!

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  • 助手席の窓開け
  • 水分や塩分の補給
  • 走行会のワンシーン
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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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