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【ポルシェフェスティバル’23密着レポ】純正アゲ仕様「911ダカール」が伝説の男とともに日本上陸! アーティストたちの共演にも注目です

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TEXT: 為出 元基(TAMEIDE Motoki)  PHOTO: 村岡栄治/ポルシェジャパン

カルチャーとしてのポルシェを実感! 時代を切り拓くアーティストとの共演

さて、新型車やレジェンドたちの登場もさることながら、カルチャーとしてのポルシェの魅力にも驚かされたイベントでもあった。もともとチューニングやカスタマイズは、ポルシェの魅力のひとつでありカルチャー。近年はレストモッドにバックデートなど、「Luftgekühlt」(ドイツ語で空冷の意味、英語圏で「ルフトカルト」と読んでいる)のムーブメントが世界的に人気だ。ポルシェ自体もまた、そうした動向に注目しながら、さまざまなアーティストたちとコラボレーションを試みて新たなカルチャーを発信しているのだ。

今回は、1955年製「ポルシェ356スピードスター」に日本の「わび・さび」を取り入れた作品プロジェクト「356 Bonsai」で知られるアーティストのダニエル・アーシャム氏が来日。「Fictional Archeology(フィクションとしての考古学)」という概念のもとに、アートや建築を手がけることで知られる彼の最新作のワールドプレミアがこのイベントで行われたのである。

その作品の名は「RWBA」。日本のポルシェチューナー、中井 啓氏率いる「ラウヴェルト・ベグリフ(RWB)」とのコラボレーションによる作品だ。「964」をベースに、フラットノーズ化。RWB流の大きなオーバーフェンダーを備えたオールホワイトのボディに、内装を全面アーシャム グリーンのレザーで仕上げている。

漫画家・麻宮騎亜氏によるコミック&ラッピングカーも登場

イベント会場には、アーシャム氏の大ファンであり、漫画『彼女のカレラ』の作者である麻宮騎亜氏による、「RWBA」を題材とした4Pの漫画がパネルとなって公開され、同時に『彼女のカレラ』に登場する3人の主人公をモチーフにしたラッピングカーも展示。アジア各国をはじめとする海外のメディアも注目する展示となっていた。

また、ポルシェAGが監修するカルトなメディア「Type 7」の編集長テッド・グシュー氏も来場した。先ごろ発売された第4号では、生沢 徹氏の特集記事が組まれ、グシュー氏の来日を機に、3日(土)には生沢氏との対談が実現。世界限定2000部という希少な本の販売とサイン会なども実施された。

ほかにも、ステージでは、Shōtaro Aoyama、Licaxxx、RHYME SO、アバンギャルディといったゲストパフォーマーが、最先端のサウンドを披露。ヘビーなクルマ好きが集まるとNerdyな(野暮ったい)雰囲気になりがちな、この手のイベントをスタイリッシュに盛り上げてくれていたのが印象的だった。

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