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オリンピック金メダリスト清水宏保が全日本ラリーに挑戦! 新生ラリーチームが目指すのはWRCでした

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

チームとして目指すところはWRC!

チームが目指すところはWRC(世界ラリー選手権)の「ラリージャパン」である。2022年のラリージャパンの開催を経て、スポンサー含め「ラリージャパンのJPクラスで出られるのなら、出たい」ということになり、ライセンス取得や車両の手配などの計画が立てられた。そして清水選手は国際Cライセンス取得の資格を満たし、実際にライセンスを取得している。

「マッスルラリー」チームは、今回の全日本選手権参戦を経て、ラリチャレ第8戦「びわ湖 高島(滋賀県/9月23日~24日)」、全日本ラリー選手権 第8戦「第50回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2023(岐阜県/10月13日~15日)」の参戦を予定しているが、ヤリスも11月16日~19日のWRC第13戦ラリージャパンに向け、レギュレーションに合わせるため安全タンクを装着する予定だ。

トヨタ ヤリス

「ARKラリー・カムイ」、「RALLY HOKKAIDO」など清水選手の地元である北海道でのグラベルラリーもあることから、そちらへの参戦もあるのか? と思いきや、それはないようだ。ターマック(舗装路)ラリーのラリージャパンを目指すことからあえて北海道でのグラベルラリーには参戦せず、ターマックだけにフォーカスしていくことになる。

今回清水選手の相方(コ・ドライバー)を務めるのは美野友紀選手だが、ラリージャパンに関してはライセンスなどいろいろな制約があるため、今後のコ・ドライバーは決まってはいない。「マッスルラリー」ではコ・ドライバーの育成も考えている。元フィギュアスケート選手である小塚崇彦選手もチームに合流しているが、小塚選手について、チームは当初そのコ・ドラ育成をイメージしていたそう。

しかし「僕も乗ってみないとわかりませんよね?」という本人の意向もあり、マッスルラリー・チームのセカンドドライバーとして、7月のラリチャレ第5戦「渋川 伊香保(群馬県/7月1日~2日)でラリーデビューする。2023シーズンは9月のラリチャレ「びわ湖 高島」の2戦に参戦を予定している。

「清水選手はもちろん、小塚選手も負けん気が強いし、そこについてはわれわれも期待しているところで、実際にラリーに参戦してみて、適性を確認しながら今後の活動も考えていきます。次のドライバーの候補もすでにいますので、どんどん出していこうと思っています。まだ詳しいことは言えませんが、マッスルラリーという名のとおり、アスリート系の選手を引っ張ってくるつもりです」(友田代表)

今後どのような選手が出てくるのか? そしてメダリストがどういう戦いをしていくのか、注目していきたい。

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