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2台体制の「JLOC」は88号車「JLOCランボルギーニGT3」にも注目! 強力な布陣で王者を目指す【SUPER GT Teams】

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TEXT: 廣本 泉(HIROMOTO Izumi)  PHOTO: GTA/大子香山

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  • 88号車ランボルギーニ

熟成のウラカンGT3で勝利を目指す

日本を代表するGTレースとして、海外でも人気の高い「SUPER GT(以下、スーパーGT)」。GT300クラスは国内外のメーカーがしのぎを削っている。世界的に人気のFIA GT3車両をはじめ、JAF-GT、マザーシャシーと3タイプのマシンが混走し、毎戦で激しい戦いが繰り広げられている。今シーズンを戦う27台のなかから、今回は88号車JLOCランボルギーニGT3で戦う「JLOC」を紹介しよう。

ドライバーも実力派揃いで注目の存在に

ジャパン・ランボルギーニ・オーナーズ・クラブの有志により1994年に結成されたJLOCは、2006年に全日本スポーツカー耐久選手権に初参戦以来、伝統の耐久レース、ル・マン24時間レースにも4回の出場経験を持つなど活躍。もちろん、全日本GT選手権にも初年度の1994年より参戦しており、常にランボルギーニのフラッグシップモデルでGT1/GT500クラスに参戦してきた。

2005年にスーパーGTが設立されてからはGT300クラスにも参戦するようになり、完全移行を果たした2006年には開幕戦の鈴鹿で、マルコ・アピチェラ/桧井保孝の88号車が初優勝。2007年にもアピチュラ/山西康司の88号車が第3戦の富士で2位、2008年には66号車の山西/余郷 敦が第7戦のもてぎで3位、2009年には山西/余郷の66号車が第7戦の富士で3位につけるなど、ムルシエラゴRG-1を武器にGT300クラスで上位争いを展開していた。

2010年には山西/関口雄飛の86号車が第8戦のもてぎで3位、2011年には87号車の余郷/織戸 学が第1戦の岡山と第5戦の鈴鹿で3位につけるなどガヤルドGT3で表彰台を獲得。さらに2012年には88号車の織戸/青木孝行が計3回の3位入賞を果たしたほか、87号車の山西/山内英輝が第8戦のもてぎで2位につけるなどガヤルドGT3を武器に多くのポディウムフィニッシュを達成した。

このようにJLOCは歴代ランボルギーニを武器にGT300クラスで輝かしいリザルトを重ねてきたが、その勢いは2013年も健在だった。開幕戦の岡山で山内/吉本大樹の87号車が3位につけたほか、山西/細川の86号車が第2戦および第6戦の富士で3位入賞。さらに2014年には織戸/青木の88号車が第4戦のSUGOで8年ぶりの勝利を獲得したほか、細川/山西の86号車が第5戦の富士で3位入賞を果たすなど、ガヤルドGT3で素晴らしい走りを披露している。

2016年にウラカンGT3へ主力モデルを変更すると、その後もJLOCはポディウムフィニッシュを量産。2019年には高橋 翼/アンドレ・クート/藤浪清斗の87号車が第5戦の富士を制しており、2023年もJLOCの躍進が期待できそうだ。

とくに88号車は小暮卓史/元嶋佑弥と実力あるコンビが顔を揃えており、第2戦の富士で6位入賞。マシンも熟成を極めたウラカンGT3と隙がないだけに、88号車も中盤戦以降は無視できない存在となるだろう。

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