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ポルシェ「928」はいまが底値!? 400万円ほどで手に入るV8ポルシェは見直される前の今が買い時かも

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TEXT: 山崎元裕  PHOTO: 2022 Courtesy of RM Sotheby's

オーナーズクラブや整備記録書も残る

RMサザビーズは、2023年7月に2週連続で、「ザ・カレラ・コレクション」と題したオークションを開催した。1回目はスイスで、続く2回目はイタリアを会場として選んだこのオークションは、「カレラ」という言葉からもファンには想像がつくとおり、ポルシェを中心とした出品車を一堂に揃えたもの。1週目は55台の出品車中38台が、また2週目は27台中24台がポルシェというラインナップは、クラシックから現代のモデルに至るまで、そのオークション相場を知るには最適なイベントだった。

アメリカ市場を視野に入れていたポルシェ928

今回ここで紹介するのは、2週目に開催されたイタリア・オークションのファーストロットを飾った、1990年式の「928 S4」だ。928は1970年代の中盤にポルシェ社内で開発がスタートしたフロントエンジン・リアドライブのグランドツーリングで、将来的には911の後継車、すなわちポルシェを象徴するボリュームモデルとしての役を担う目的をも秘めていた。

アトナール・ラパインによるエクステリアデザインは、現代の目で見ても造形の美しさとともに、空力的に洗練された印象を与えるが、911からさらなる進化を遂げていたのはそのパワートレインにほかならなかった。

ポルシェにとって最も重要な輸出市場であるアメリカ市場を視野に入れ、選択されたのはV型8気筒SOHCの4.5Lバージョン。これに5速MTもしくは3速ATを組み合わせ、後輪を駆動するFRの基本設計だが、エンジンをフロントミッドシップし、さらにトランスミッションをリアに配置するトランスアクスル方式を採用するなど、前後重量配分の最適化には徹底的なこだわりを見せていた。

ポルシェ928S4

リアサスペンションに採用された、コーナリング時の横荷重を用いて機械的にアウト側のタイヤをイン側に向けて最大2度操舵するヴァイザッハ・アクスルも、928に採用されたメカニズムでは特筆すべきもののひとつだ。928はポルシェのフラッグシップカーであると同時に、当時の最新技術を満載したモデルでもあったのだ。

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