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「バブル前夜の黄金のホンダ車4選」80年代中期のココロときめく懐かしの「一連のロングルーフ車」とは?【カタログは語る】

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TEXT: 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)  PHOTO: 島崎七生人

独特のフォルムはインパクトも十分だった

歳を重ねてくると、いろいろなコトやモノや時間に対して「あの頃はよかった」と遠い目になることがある……という筆者の独白はさておき、クルマにも、どこのメーカーでも「あの頃のクルマはよかったねぇ」と思える時代がある。

80年代中期のホンダ車は心がときめかされた

しばしば記事にして書かせていただいてきたのだが、1980年代中期のホンダがそうだ。この時代のホンダ車はとにかくじつに利発でメカニズムもスタイルも理屈抜きでイイなぁと思わせられる車種が多く、新型車が登場するたびに心がときめかされた……そんな記憶しかない。

なかでも「一連のロングルーフ車」がそうだった。分類上は2BOX車のひとつだったが、形状的にリアエンドがスパッ! と裁ち落とされたデザインで、それは同時にロングルーフも実現。独特のフォルムはインパクトも十分だった。ここで取り上げる4車を登場順に並べると、3代目「シビック3ドア」(1983年9月)、「アコード エアロデッキ」(1985年6月)、初代「トゥデイ」(1985年9月)、そして2代目「シティ」(1986年10月)となる。

3代目シビック3ドア

まずシビック3ドアだが、このクルマは3代目にして斬新なボディタイプを揃えたシビックの1タイプで、当時このクルマのLPL(開発責任者)を務めた伊藤博之さんによれば「このボディだけアメリカから来た」のだったそう。

ルーフ後端の風を2分割させるテールゲートアッパーガーニッシュや、枠の中を大きくガラス張りにしたクリスタルゲートがデザイン上の特徴。またロングルーフ化でコンパクトなクルマながらリアの居住性を大きくとり、シートには100mmのスライド機構やリクライニング機構も設けられていた。

ホンダ シビック3ドア

フル加速させるとゲートの上部に備わるリアのウインドウウォッシャーノズルから液が少し流れ落ちてくるのはご愛嬌だったが、ライバル他車とはまったく違うこのデザインは、自分で乗って颯爽と走らせるとさぞカッコいいだろう……と思わせられるものだった。当時、ルイ・アームストロングの「素晴らしきこの世界」を使った渋めのTV-CMも話題に。「ワンダーシビック」が愛称だった。

アコード エアロデッキ

3代目アコードはセダンとともにリトラクタブルヘッドライトが特徴的だった。2600mmのホイールベースに、FF車では世界初だった4輪ダブルウイッシュボーンサスペンションを採用。しっとりとした乗り味でアコードの世界観を新たにしたモデルでもあった。

この3代目アコードに、日本仕様ではそれまでのハッチバックと置き換える形で設定されたのがエアロデッキだ。このクルマもロングルーフだったが、少し変わっていたのがガルウイング型テールゲートと呼ばれる、ルーフ部まで回り込んで大きく開くゲートになっていたこと。天井部分はガラスエリアになっており、ラゲッジスペースへのアクセスもスマートに行なえた。車格的にもシューティングブレークと呼んでもいいくらいのステキなクルマだった。2L DOHCエンジンを搭載したSiも選べた。

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