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ダイハツのホットモデル「ブーンX4」の本気度とは? 第2世代「スカイラインGT-R」エンジンと同じ成り立ちでした

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: AMW編集部

内外装はコストが抑えられていた

このように内部はモータースポーツベースとして本格的な仕様となっていたが、エクステリアはボンネットに備えられたインタークーラー冷却用のダクトと「X4」のステッカー以外はエアログレードの「カスタム」と同等のルックスで、タイヤもカスタムグレードと同等のエコ系タイヤ。室内もメーターフードの上に後付けのタコメーターが備わる以外は特別感もなく、シートもホールド性皆無の通常グレードと同じものが備わっていた。

これはモータースポーツベースということで、どうせ交換されてしまう部品はベースグレードのものをそのまま使ってコストを抑えようという考えの現れだった。

そのため、X4のベースグレードではアルミホイールやプライバシーガラスも備わらず、ドアミラーやドアノブは無塗装、Bピラーもボディ色のままという、ビジネスグレード顔負けの質素な見た目となっていただけでなく、エアコンすら備わらない硬派っぷりだったのだ。

ただ残念ながらブーンX4は初代モデルのみの設定で、2代目モデルからはモータースポーツベースグレードは存在せず、現在のところ「X4」グレードもこのブーンを最後に途絶えてしまっている。

しかし現在再び「ダイハツチャレンジカップ」が復活するなど、ダイハツもモータースポーツへの間口を広げつつあるので、近い将来また「X4」の名前を冠するホットモデルが登場することを期待したいところだ。

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