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ジョン・ウェインやカーク・ダグラスが愛した名門ホテルへ! ニューメキシコ州のおすすめレストラン&宿を紹介します【ルート66旅_31】

ジョン・ウェインやカーク・ダグラスが愛した名門ホテルへ! ニューメキシコ州のおすすめレストラン&宿を紹介します【ルート66旅_31】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

  • 夜になると美しさが際立つ、アルバカーキの66ダイナー。ルート66を走る観光客ばかりじゃなく、地元の人々からも愛される名店だ
  • 名前は忘れたがニューメキシコ料理のオススメとか。アルバカーキを訪れるたび食事するが、何をオーダーしてもハズレたことがない
  • アルバカーキのモントレー・モーテル。コロナ禍で渡米できない間にノンスモーカーズ・モーテルのネオンは外されてしまったようだ
  • モントレー・モーテルのシングルルーム。ちょうどソチ五輪のときで、オーナーがスキージャンプの中継に見入っていたのを思い出す
  • アルバカーキのオールドタウンにあるレストラン、ハイヌーン。地元の人が自信を持って推薦するだけあって、料理もサービスも最高に満足できた
  • 広く開放感のあるエル・ランチョ・ホテルのロビー。レストランだけの利用でももちろんOKだし、カメラ片手に写真を撮るだけの観光客も多く訪れるほどだ
  • ロビーの一角に置いてあった、ステンドグラスで彩られたアップライトピアノ。自動演奏の美しいメロディーで耳を楽しませてくれる
  • いつの年代かは分からないが、レトロなタバコの自動販売機。私は吸わないので使うことはないが、聞いたところちゃんと動くそうだ
  • 俳優名が冠された部屋。有名なジョン・ウェインや「キング・オブ・カウボーイ」ことロイ・ロジャースはスイートルームになっている
  • 古いながらも清潔な室内。建設された当時はエル・ランチョ・ホテルを拠点として、近隣で数多くの映画が撮影されていたとのことだ
  • エル・ランチョ・ホテルの吹き抜けになっている2階のバルコニーからロビーを見下ろす。ホテルは1988年にアメリカ合衆国の国家歴史登録財に指定された
  • 壁にはエル・ランチョ・ホテルを利用した俳優たちの写真が並ぶ。西部劇などの映画が好きな人なら眺めているだけでも飽きないはず
  • アルバカーキにある66ダイナーの広い店内は昼も夜も大賑わい。テーブルやイスのデザインに装飾品から、ウェイトレスの制服までアメリカ好きの心をくすぐりまくる
  • 往年の映画スターたちが定宿としていた、ギャラップのエル・ランチョ・ホテル。歴史と格式ある宿に相応しいサービスを受けられる

ニューメキシコ州アルバカーキを抜け州境に近いギャラップへ

広大なアメリカを東西2347マイル(3755km)にわたって結ぶ旧国道「ルート66」をこれまで5回往復した経験をもつ筆者が、ルート66の魅力を紹介しながらバーチャル・トリップへご案内。イリノイ州シカゴから西に向かい、ミズーリ州、カンザス州、オクラホマ州、テキサス州を経て、今回はニューメキシコ州の中央部、最大の都市アルバカーキから州境ギャロップにかけての魅力的なレストランと宿を紹介します。

アメリカン・グラフィティさながらのクラシック・ダイナー

芸術の街サンタフェを跡にし、旅は再びルート66へと復帰。次の目的地はニューメキシコ州で最大の都市、約56万もの人口を要するアルバカーキだ。サンタフェ同様にスペインの文化を感じるオールドタウンは大いに魅力的だが、いっぽう凶悪犯罪が多発するエリアもあり気軽に出歩ける場所は限定される。

ルート66ファンなら絶対に立ち寄りたいのは、中心部にあるクラシックな「66ダイナー」だ。ネオンが煌めく外観からインテリアにウェイトレスの制服まで、映画『アメリカン・グラフィティ』に登場するダイナーを彷彿させる。ハンバーガーやステーキといった料理は美味しいし、スタッフも非常にフレンドリーで居心地がいい。

宿がオールドタウンなら夕食は「ハイヌーン」でもいい。1785年に建てられ昔は非合法な賭博場だったらしく、現在のレストランがオープンしたのは1974年7月。後述のモーテルで「近くにオススメの店はない?」と聞いたところ、オーナーが「ここに行っておけば間違いない」と紹介してくれた。ハイヌーンがあるオールドタウンは治安も悪くないため、夜の雰囲気を楽しみつつ食後に散策してもいいだろう。

なお自分がいつも宿泊する「モントレー・モーテル」は、トゥクムカリの「ブルー・スワロー・モーテル」で紹介された。自分がタバコを吸わないと知ったら「アルバカーキにタバコ厳禁の宿があるから泊まってみな」と教えてくれ、実際そのとおりだったが最新のGoogleマップでは看板から「NON SMOKERS MOTEL」のネオンが消えている。オーナーが代わったのだろうか、仕方ないとはいえちょっと残念。

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