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リバティーウォークがアバルトを手掛けたら…。片側75ミリもワイド化するボディキットは150万円(予価)! すでに11セットのバックオーダー

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)

フェラーリ「F40」をオマージュして製作

2024年2月10日から12日にかけてインテックス大阪で開催された大阪オートメッセ。同イベントでは、カスタムカーショーが開催されるたびに大きな話題となるリバティーウォークも出展していました。代名詞であるボディキットを装着したデモカーたちのなかでも、とくに注目されていたのがロッソカーズとリバティーウォークがコラボしたブランド「ABAS WORKS」のアバルト「595」です。

すでに11セットもオーダーが入っている

ロッソカーズの髙橋誠輝代表によると、このクルマはリバティーウォークのフェラーリF40(LB40)をオマージュとして製作したもので、両サイドのNACAダクトや3本出しマフラーなど、随所にF40の要素を取り入れているのが特徴だ。ホイールは削り出しの鍛造で、イベント用に作ったワンオフということもあり高価だが、鋳造タイプが2024年5月からリリースされる予定とのこと。ちなみにホイールはなんと9Jで、タイヤは205という組み合わせだ。

キットの中身は、フロントバンパー&カナード、ボンネット、前後ワイドフェンダー、サイドステップ、リアディフューザー、リアウイングの一式で、価格は150万円を予定している。

一見してわかるとおり、リバティーウォークのエアロでも「ワークスボディ」ではなく、シルエットフォーミュラ系のテイストでまとまっているが、純正ウイングを活かしつつ、ルーフラインの延長上にウイングを装着するのはこれまでにない発想だ。フェイスもEVのアバルト500eを模したデザインになっている。

そしてノーマルではペタンコなノーズも、ロングノーズ化してスポーティさをアップ。大きなアイキャッチになっているフェンダーは、片側75mmのワイド化で、他のアバルトのカスタムとは、一線を画す強いインパクトを与える。

これを「ワークスボディ」のオーバーフェンダーのようにビス留めでなく、シルエット系の前後につながる形状にしたところもセンスの良さを感じさせる。

アバルトのドレスアップを考えたとき、ボディの縦横比はかなり重要なポイントとなる。オーバーフェンダーで横幅だけ広げると、どうしても寸詰まりに見えてバランスが不釣り合いになりがちだったが、このキットのようにノーズも一緒に延ばすことで、じつに均衡のとれたプロポーションになるのはうれしい発見だ。

2024年1月に発表されたばかりだがその反響は大きく、大阪オートメッセの開催時までに、すでに11セットもオーダーが入ったとのこと。

これまでアバルトというと走りのイメージが強く、性能向上、パフォーマンスアップに力点を置く傾向があったが、こうしたストリートカスタムが出てきたことで、間違いなく新しい流れになっていくだろう。

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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