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伊勢丹新宿店に英国がやってきた! メンズ館で「ベントレー」や「ブリティッシュ・エアウェイズ」の世界観を感じてみよう

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TEXT: AMW 西山嘉彦(NISHIYAMA Yoshihiko)  PHOTO: 奥村純一(OKUMURA Junichi)

  • 2024年3月6日の「伊勢丹英国フェア」のオープニングセレモニーとテープカットが行われた
  • ベントレーモーターズ ジャパンのブランドダイレクターを長年務めた牛尾裕幸氏がベントレーモーターズを代表して挨拶
  • 駐日英国大使であるJulia Longbottom CMGが日本語で挨拶
  • 2023年5月のチャールズ国王の戴冠式を記念して特別に製作されたコロネーションライター
  • 伊勢丹新宿店は全館あげて英国に染まる
  • メンズ館の8階も英国フェア一色
  • 空港のラウンジ受付のようなブリティッシュ・エアウェイズの展示入り口
  • ブリティッシュ・エアウェイズの104年に及ぶ歴史を俯瞰できる
  • 本国博物館から来日したスタッフがプレスツアーでは解説をおこなってくれた
  • 客室乗務員の制服のオリジナルが5点展示された
  • 本国博物館から来日したスタッフがプレスツアーでは解説をおこなってくれた
  • 伊勢丹新宿店メンズ館正面入り口に展示されたベントレー「コンチネンタルGTCアズール」
  • ブリティッシュ・エアウェイズのフラッグシップを一時期コンコルドが担っていたことを示すポスター
  • ベントレーとダンヒルのコラボ

伊勢丹英国フェアが今年も開催

毎年、東京・新宿の伊勢丹新宿店で開催される「伊勢丹英国フェア」の季節がやってきました。英国といえばアンダーステートメントで伝統を継承している一方、パンクなどエッジの効いたカルチャーが生まれた土地。そうした歴史を重んじつつ感度高い時代の最先端をあわせもつ英国カルチャーを代表する企業……ファッション、リビング、食、航空、自動車とコラボした伊勢丹英国フェアから、AMWが厳選したブランドの特別企画を紹介します。開催は2024年3月12日(火曜)までです。

メンズ館ではベントレーがお出迎え

AMWの読者の7〜8割が男性ということで、伊勢丹新宿でもメンズ館で開催されているものを3つピックップしてお届けしよう。まず、メンズ館正面玄関横のプロモーションスペースでは、ベントレー「コンチネンタルGTCアズール」が来場者を迎えてくれる。

エクステリアはダークサファイアで、オプションのブラックラインスペックを装備。グリルなどのクローム部に加えてホイールもブラックとなっており、ちらりとスポークの間から見えるレッドのキャリパーがスポーティな雰囲気を演出。インテリアはメインハイドにクラインブルー、セカンダリーハイドにインペリアルブルーの組み合わせ。洗練されたラグジュアリーとエッジの効いた少々のワルっぽさが、絶妙のバランスでスパイスを効かせている。

この個体の車両価格(消費税込)は3946万8000円。専門スタッフによる車両解説が行われるので、ディーラーまで足を運ぶのはちょっと……という未来のオーナー予備軍の方は、気軽に実車を見てはいかがだろうか。

このコンチネンタルGTCアズールのルーフ越しに見えるショーウインドウには、英国を代表するメンズラグジュアリーハウスである「ダンヒル」の衣装をまとった3体のマネキン。ちょうど3人の紳士がコンチネンタルGTCアズールを眺めながら会話をしているかのようなシーン。イベント開催日初日はあいにくの雨模様だったためルーフは閉じられていたが、きっと晴れていたらルーフは開け放たれるだろうから、より一層ベントレーとダンヒルがコラボして、英国の世界観を訪れる人に伝えてくれたことだろう。そうした視点で改めて見ると、コンチネンタルGTCアズールのボディカラーとダンヒルのスーツの色味も調和が取れているようにも見えるから不思議だ。

さて、正面玄関のベントレーの実車を横目に館内に入ると、すぐ左のザ・ステージにてダンヒルがポップアップストアを開催している。店内はロンドン・メイフィアにあるボードンハウスのデザインが踏襲されており、エドワード王朝時代の建築を想起させるモールディングなどで、英国らしいおもてなしをしてくれる。

フェア開催中は、新作のブライドリーコレクションが日本限定・ポップアップ先行で発売される。また注目は、2023年5月のチャールズ国王の戴冠式を記念して特別に製作されたコロネーションライターの展示だ。世界限定10個のうち、1個はダンヒルのコレクションとして保管されているので、世に出回っているのは9個のみ。そのうちの貴重な1個とのこと。気になるお値段は……、スタッフに尋ねてもらいたい。

8階では空の旅へ思いを馳せてみては

英国らしさあふれるフォトスポットなどを楽しみながらメンズ館をエスカレーターで8階イセタン メンズ レジデンスまで上ると、「ブリティッシュ・エアウェイズ」のインスタレーションが催されている。その名も「デザインで見る航空会社104年の歴史」。

創業104年のブリティッシュ・エアウェイズは、2023年に日本と英国館の運航75周年を迎えており、今回のインスタレーションでは日本との結びつきも学ぶことができる。ロンドン本社内の博物館に所蔵されている歴史的なポスターやユニフォームなどの数々が展示されているので、航空機マニアは必見となっている。

さらにVR機器によるクラブスイートの体験もでき、訪れた人には先着限定100名まで、日替わりのここでしか入手できないステッカーもプレゼントされる。

* * *

このほか英国本国からブランドオーナーや職人が招聘され、「英国フェア」でしか誂えることができない本国ビスポークの特別なオーダーを受け付けるトランクショーも開催されている。一点物のビスポークにこだわる人は、伊勢丹新宿店へ足を運んでみよう。

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  • AMW 西山嘉彦(NISHIYAMA Yoshihiko)
  • AMW 西山嘉彦(NISHIYAMA Yoshihiko)
  • AMW編集長。大学卒業後、ドキュメンタリー映像の助監督を経て出版業界へ。某建築雑誌の版元で編集技術をマスターし、クルマ系雑誌編集部のある版元へ移籍。その後、版元を渡り歩きながら興味の赴くままにカメラ雑誌、ガレージ雑誌、グラビア誌のほかにBMWやランボルギーニの専門誌などを立ち上げ、2017年までスーパーカー専門誌の編集長を務める。愛車はBMW E30 M3。日本旅行作家協会会員。兼高かおる賞実行委員。近況は、個人ブログ「ART LIFE mag.」にて。
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