クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • レカロの新作「SR-S」と「SR-C」は基本設計が見直された! それぞれのターゲットと改良点を解説します
CUSTOM
share:

レカロの新作「SR-S」と「SR-C」は基本設計が見直された! それぞれのターゲットと改良点を解説します

投稿日:

TEXT: XaCAR編集部  PHOTO: 清水良太郎(SHIMIZU Ryotaro)/RECARO

  • SR-S BK100 Black×Black
  • SR-S BK100 Black×Blue
  • SR-S BK100 Black×Red
  • SR-S BK100 Black×Silver
  • SR-S UT100 Black×Charcoal Gray
  • SR-S UT100 Surge Gray×Melange Gray
  • SR-S UT100 Red×Charcoal Gray
  • SR-C BK100 Black×Black
  • SR-C BK100 Black×Blue
  • SR-C BK100 Black×Red
  • SR-C BK100 Black×Silver
  • SR-C UT100 Black×Charcoal Gray
  • SR-S UT100 Surge Gray×Melange Gray
  • SR-C UT100 Red×Charcoal Gray
  • 【SR-7】SR-SとSR-7の真横のスタイリングを比較すると、良く似ているが微妙に異なる
  • 【SR-S】肩と脇を支えるサポートの範囲が縦に長くなっているので、幅広い身長をカバーできるように考えられている。絶妙に進化していることが見てとれる
  • 【SR-7】今回からリクライニング機構が一新されている
  • 【SR-S】ダイヤル式で使い勝手は変わらないが、SR-S/SR-Cの方が少し前にポジションが移動している
  • 【SR-7F】新構造ラバーマット・サスペンション形状を採用することからSR-Cのシートクッションの深さが485mmなのに対して、SR-7Fは490mmと5mm深くなっている
  • 【SR-C】前端部の高さはSR-Cが112mm、SR-7Fが115mmと3mm低くなっている。横幅はSR-Cが515mm、SR-7Fが510mmと5mmコンパクトになっている
  • 【SR-7】SR-Sのシートクッションの深さが492mmなのに対して、SR-7は490mm(−2mm)、SR-6は500mm(−8mm)と深くなっている
  • 【SR-S】前端部の高さはSR-Sが138mm、SR-7とSR-6が115mmと23mmも高くなっている。横幅はSR-Sが524mm、SR-7が540mm(−16mm)、SR-6が545mm(−21mm)とコンパクトになっている
  • バックレストの横幅はSR-S/SR-Cともにコンパクトになり、シートクッションは最適な深さ(長さ)、横幅、前端部の高さに設定された
  • GR86にSR-S UT100 Red×Charcoal Grayを装着した状態

SRシリーズが基本設計を見直してリニューアル

レカロの大人気シリーズ「SR」がリニューアルしました。従来のSR-6とSR-7が「SR-S」に、SR-7Fが「SR-C」へと進化。パッと見た感じでは、ベルトホールデザインがスポーツスターと同様の形状になっていたり、ショルダーやウエスト部のデザインが一新されていますが、じつは今回のポイントは基本設計が見直されていることにあります。

(初出:XaCAR 86&BRZ magazine Vol.043)

SR-Sのターゲットは車高や着座位置が低い車種

SR-Sは、車高や着座位置が低い車種に向けて投入されたモデル。プロレーサーRMSで進化した「脇で横方向、肩甲骨周辺で縦方向の運転姿勢を支えるバックレストの考え方」を採用している。

従来のSR-7よりも骨盤の前滑りを抑制できるように、骨盤の接地面積を15%ほど向上。シートクッションについてもSR-Cと比べて着座面(坐骨支持周辺)で5mm低く、先端部で26mm高く設計されている。そうすることでスポーツドライビング時に最適なシートクッションの傾斜を確保する。その結果としてSR-7より大腿部の接触長さが30mmほど増加している。スポーツカータイプなど車高と着座位置の低い車種、あるいは高身長のドライバーに対しても最適化されたモデルになっているのだ。

快適性を追求してSR-Cのカタチに繋がった

SR-Cは、SR-Sよりも「車高や着座位置の高い車種に推奨」するモデルとして開発された。単に乗り降りしやすいようにSR-Sのシートクッション・サイドサポートを低くしたというわけではない。新たな形状のラバーマット・サスペンション機構に傾斜をつけて骨盤の前滑りを抑制している。

さらに着座面(坐骨支持周辺)の厚みを5mm増すことで、振動吸収性もトータルで15%ほどSR-7Fよりも向上。その結果、骨盤の接地面積も15%ほど向上している。

またSR-Cは、従来品のSR-7Fよりもシートクッション先端部までの深さ(長さ)を5mm短くしたことで、大腿部の圧迫を20%ほど軽減。スポーツドライビングの楽しさを持ちながら、快適性を重視するSUVやミニバン、ワンボックスなどの車種、さらに低身長の人にも最適化されたモデルになっている。

より日本人の体格にマッチするシートになった

先代モデルと比較して、それほど変化していないようにも見えるSR-SとSR-Cだが、SR-6やSR-7、SR-7Fと比較するとかなり細かな変更が加えられている。注目すべきは、シートクッションのサイズ変更である。

バックレストの横幅はSR-S/SR-Cともにコンパクトになり、シートクッションは最適な深さ(長さ)、横幅、前端部の高さに設定された。主に大腿部の接触が最適化されたのと、大腿部の圧迫を緩和しているのがポイントだ。より日本人の体格にマッチするシートになったと言えるだろう。

すべて表示

 

 

 

 

 

ranking

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

ranking

AMW SPECIAL CONTENTS