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フェラーリが欧州最古のボローニャ大学と共同研究! 電気化学研究センター「E-Cells Lab」設立の狙いとは?

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TEXT: AMW  PHOTO: Ferrari

  • フェラーリが推進しボローニャ大学およびNXP社とともに研究を行う電気化学研究センター「E-Cells Lab」の落成式が2024年4月8日に行われた
  • ボローニャ大学内に設立された電気化学研究センター「E-Cells Lab」
  • この研究所は、同大学の指導のもと、リチウム電池の材料と化学的・物理的特性に関する知識を構築することを目的としている
  • ボローニャ大学は、フェラーリの創始者であるエンツォ・フェラーリの卒業した大学である
  • これまでもフェラーリは、大学やそのパートナーとの専門知識の交換を通じて研究センターを推進し、支援してきた
  • E-Cells Labで開発されたアプリケーションは、このプロジェクトの技術パートナーであり支援者でもある大手エレクトロニクス企業NXP社と共有される

フェラーリが大学と共同研究

フェラーリが推進しボローニャ大学およびNXP社とともに研究を行う電気化学研究センター「E-Cells Lab」の落成式が2024年4月8日に行われました。フェラーリCEOのベネデット・ヴィーニャ氏は「教育と研究に対するフェラーリのコミットメントを示し、学問の世界とビジネスの世界の接点が常に私たちにとって重要である」と語ります。このラボではどのような研究が行われるのでしょうか。

リチウム電池を研究する

ボローニャ大学内に設立された電気化学研究センター「E-Cells Lab」の落成式が2024年4月8日に行われた。この研究所は、同大学の指導のもと、リチウム電池の材料と化学的・物理的特性に関する知識を構築することを目的としている。

これまでもフェラーリは大学やそのパートナーとの専門知識の交換を通じて研究センターを推進し、支援してきた。フェラーリは、高度な分析を行うための最先端の機器と専用スペースを備えたボローニャ大学の協力で、電気化学研究の発展とともにこのプロジェクトが地元地域、とくに自動車分野にとって大きな価値を生み出すと期待している。

研究室は2つのエリアで構成されており、1つめは電気化学材料の調製、2つめは分析、試験、材料そのものの特性の決定に特化している。とくに、固体、急速充電、熱充電、セルの安全性と性能に重点を置く。その結果は、マラネッロの工場で組み立てられるバッテリーの性能を最適化することを目的に、フェラーリがセルサプライヤーと共有言語を開発するのに役立たせる予定である。

E-Cells Labで開発されたノウハウは、このプロジェクトの技術パートナーであり支援者でもある大手エレクトロニクス企業NXP社と共有される。この異なる組織間のコラボレーションは、将来的には新たな企業にも拡大する可能性があり、研究活動の範囲と価値を拡大するうえで極めて重要だという。

フェラーリCEOのベネデット・ヴィーニャ氏は

「今日、このコラボレーションから、電気化学分野の研究に重要な貢献をする研究室が誕生し、地元にイノベーションを生み出し、未来のスキルを構築することになる」

と述べた。

そして、ボローニャ大学のジョバンニ・モラーリ総長は、

「フェラーリが、科学と教育の革新におけるこの重要なプロジェクトに同校を選んでくれたことを嬉しく思う。この協力関係が実り多きものとなり、大きな成果をもたらすことを確信している」

と語る。

また、NXPのEVP(エグゼクティブ・バイス・プレジデント)兼アドバンスト・アナログGMのイェンス・ヒンリクセン氏は、

「産学間の緊密な連携により、安全で効率的かつ持続可能な電池イノベーションの研究を大幅に加速させることができる。NXP、フェラーリ、ボローニャ大学が力を合わせることで、性能と持続可能性に関する新たなベンチマークを設定し、より環境に優しく明るい未来という共通の目標に到達できるものと期待している」

とコメントしている。

AMWノミカタ
先日、韓国のLG Onとのバッテリーの技術研究の継続を発表したばかりのフェラーリだが、今回は大学の研究所の支援で電気化学分野の研究を加速しようとしている。ベネデット・ヴィーニャは、ピサ大学で原子核物理学を専攻、STマイクロエレクトロニクスのアナログ・MEMS・センサーグループ社長であった人物。フェラーリの電動化の動きはますます加速していきそうだ。

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