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「ミウラ」「カウンタック」「ストラトス」はガンディーニの作でした! オートモビルカウンシル2024で「追悼展示」が急遽開催

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TEXT: 武田公実(TAKEDA Hiromi)  PHOTO: 武田公実(TAKEDA Hiromi)

  • ランボルギーニ カウンタック LP400(1975)
  • ランボルギーニ カウンタック LP400(1975)
  • ランチア ストラトスHF ストラダーレ(1975)
  • ランチア ストラトスHF ストラダーレ(1975)
  • ランボルギーニ400GTエスパーダ・シリーズ2(1970)
  • ランボルギーニ400GTエスパーダ・シリーズ2(1970)
  • オートモビルカウンシル実行委員会では、故・ガンディーニの功績を讃え、深く記憶に残すため「Designed by ガンディーニ」をテーマに据えた主催者展示を急遽行った
  • ガンディーニ作品は、まさしく珠玉というべき5台だった
  • マセラティのメーカーブースでは「クラシケ」として、ガンディーニ作品として知られる4代目クワトロポルテが展示されていた
  • ディーノ308gt4(1974)
  • ディーノ308gt4(1974)
  • ランボルギーニP400ミウラ(1968)
  • 会場で最も注目を集めていたのが、故マルチェロ・ガンディーニ作品を5台集めた「In Memory of Marcello Gandini」
  • ランボルギーニP400ミウラ(1968)

ガンディーニ追悼企画が開催

千葉・幕張メッセにて毎年4月に開催されている展示・即売型トレードショー「オートモビルカウンシル(Automobile Council)」は、日本を代表するトレードショー型イベントのひとつです。オーガナイザー主導による魅力的なテーマ展示が行われるのも通例となっており、2024年は「フォルクスワーゲン・ゴルフ50周年記念展示 supported by フォルクスワーゲン・ジャパン」および「アイルトン・セナ没後30周年」などが会場を華やかに彩っていたのですが、そのなかでも最も注目を集めていたのが、故マルチェロ・ガンディーニ作品を5台集めた「In Memory of Marcello Gandini」でした。

ミウラとカウンタックは初期モデルが揃い踏み

2024年のオートモビルカウンシルの会場へとエスカレーターで降りると、まず目に飛び込んでくるのがテーマ展示。その名も「In Memory of Marcello Gandini」にディスプレイされたガンディーニ作品は、まさしく珠玉というべき5台だった。

もともと2024年のテーマ展示における目玉は「ピニンファリーナ作品」とアナウンスされていたのだが、大会直前3月13日に伝説のカーデザイナー、マルチェロ・ガンディーニ氏が惜しまれつつ逝去したことから、オートモビルカウンシル実行委員会では、故・ガンディーニの功績を讃え、深く記憶に残すため「Designed by ガンディーニ」をテーマに据えた主催者展示を急遽行うこととして、以下の傑作5台が厳選された。

ランボルギーニP400ミウラ(1968)

「スーパーカー」というカテゴリーの創設者ともいえるマスターピースが、ランボルギーニ「ミウラ」。ジャンパオロ・ダラーラの設計による横置きV12ミッドシップのレイアウトも前衛的なら、それを覆うボディの造形も先鋭的。ベルトーネにおける前任者であるジョルジェット・ジウジアーロの影響を指摘する向きもあるが、若きマルチェロ・ガンディーニを自動車デザイン界の世界的スターダムに押し上げたのが、このミウラのデザインであったことは間違いあるまい。

ランボルギーニ カウンタック LP400(1975)

ミウラが出世作とするなら、ガンディーニの名声を不動にしたのが1974年に市場投入されたランボルギーニ「カウンタック(クンタッチ)」。1969年にアルファ ロメオ「33.2」をベースとするコンセプトカー「カラーボ」で初試行された、未来的でシンプル、かつ大胆なウェッジシェイプとシザースドアは、まさしくガンディーニのオリジナルにして代名詞ともなる。

今回の企画展では、ガンディーニのデザインエッセンスがもっともピュアに体現されている最初期モデル「ペリスコピオ」ことLP400が展示された。

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