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一生モノのステアリングは「ナルディ」と「モモ」! ロングセラー製品の愛される理由とは?「パーソナル」や「イタルボランテ」はどうなった?

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: MOMO JAPAN/NISSAN/AMW

  • 1964年に創業したモモ
  • トップに刺繍したロゴがひと目を引くモモのコンペティション
  • スタンダードな3本スポークを持つモモのプロトタイプ。写真はブラック
  • 日本へ導入されたのは1973年というモモのプロトタイプ。写真はシルバー
  • 「パーソナル」は商品こそ販売しているが、ナルディに吸収されている
  • 「イタルボランテ」はモモの傘下となり表立った活動はしていない模様
  • ナルディのクラシックは表皮の素材もバリエーションに富んでいる
  • 日産 R32型スカイラインGTS-Rに純正採用されたイタルボランテのステアリング
  • 旧車ならナルディ創業時からの伝統であるクラシック ウッドを選ぶのも大いにアリだろう

一生モノのステアリングはイタリアブランドにあり

機能性と見た目を兼ね備えた人気ホイールといえば、「ナルディ」と「モモ」でしょう。インテリアの印象を大きく変えるステアリングは、自分のフィーリングと合う1本を妥協せず選びたいところ。そこで、自動車メーカーの純正品としても多く採用されている、二大巨頭ブランドのロングセラー製品をあらためて紹介します。

メーカーの純正品としても採用されていること多し

運転中は常に触っている操作系の最重要アイテムとして、また室内の雰囲気に影響するドレスアップのパーツとして、昔からカスタムする人が後を絶たないステアリング。エアバッグの標準装備が当たり前となった現在でこそ、純正のスポーティなデザインを採用することも増えたが、スポーツ系のユーザーを中心に社外品の需要は尽きない。

製造するメーカーは群雄割拠だった以前に比べて統合が進み、今は「ナルディ」と「モモ」がツートップといえる状態だ。両社の歴史や代表的なモデルを紹介すると同時に、一世を風靡したメーカーの現況などを紹介したい。共通しているのはどちらもイタリア発祥のブランドであり、自動車メーカーの純正品としても多く採用されていること。

1932年に創業したナルディ

まずは1932年に創業した「ナルディ」から。創業当時、レース界では自ら製作した車両でレースに参戦していたこともあり、当初からスポーツカーのオーナーたちに高く評価されていた。代表的なモデルは何といっても永遠の定番「クラシック」だろう。オーソドックスながら抜群の操作性を誇る3本スポークのデザインと、330mm/360mm/380mmなど好みで選べる豊富なサイズ設定が魅力だ。

表皮の素材もバリエーションに富んでおり、どんなシチュエーションにも合うスタンダードなスムースレザーを筆頭に、レーシンググローブの装着が前提のスエードや素手でも滑りにくいパンチングレザー、旧車なら創業時からの伝統であるウッドを選ぶのも大いにアリだろう。

スポークのカラーはシルバー、ポリッシュ、ブラックが用意されており、コントロール性とドラポジを重視しラリー車で人気の「ディープコーン」も。デザインの基本は創業した当初から大きく変わっていないため、最新のクルマとの相性を不安に思う人もいるかもしれないが、使い勝手も内装との親和性も、良い意味で期待を裏切られる。

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