出品車はイタリアに納入されたワンオーナー車
今回RMサザビーズのモナコ・オークションに出品された911 GT2 RSは、イタリアに納車された2011年モデルで、かつワンオーナー車。キャララホワイトのボディカラーに(フロントフードは前で触れたとおりカーボン製となる)、ブラックをメインとしたインテリアカラー、リアワイパーとサンルーフのデリート・オプション(レス・オプション)、軽量リチウムイオン・バッテリーなど、この時代の911 GT2 RSの中で同様の仕様を採用したモデルは、じつに287台にも及ぶ。
参考までに出品者が現在までに走行した距離は、わずかに2万9959km。997世代のプラットフォームを究極の形に進化させた911 GT2 RSは、マニュアルトランスミッションを搭載した史上最強のロードゴーイングカー(カレラGTさえ上回る)と評することもでき、当然のことながら市場での評価は非常に高い。
その強烈なパフォーマンスと軽量性、そしてマニュアルトランスミッションの組み合わせで、ファンの間からはしばしば「ウィドウメイカー(未亡人製造機)」とさえ呼ばれることも多い997型911 GT2 RS。最高速は330km/h、0-100km/h加速は3.5秒というこのモデルへの注目度はやはりモナコ・オークションでも高かったが、RMサザビーズが31万5000ユーロ(邦貨換算約5470万円)~35万ユーロ(邦貨換算約6080万円)というエスティメート(推定落札価格)を提示したのに対して、落札価格は29万1875ユーロ(邦貨換算約4930万円)に留まった。人気が高騰するのは、まだまだこれからと見るのが妥当なのだろうか。







































































