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BYDが「プラグインハイブリッド」を日本市場に投入! さらにEVバスだけでなくEVトラックも…国内100拠点を2025年内に目指す

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TEXT: 萩原文博(HAGIHARA Fumihiro)  PHOTO: 萩原文博(HAGIHARA Fumihiro)

  • BYDジャパンは、2026年にBEVトラックを導入すると発表
  • 新規導入の2モデルを含むBYDの乗用車とバスのラインナップ
  • BYD シーライオン7:インストルメントパネル
  • BYD シーライオン7:フロントシート
  • BYD シーライオン7:ラゲッジスペース
  • 左からBYDオートジャパン代表取締役社長の東福寺厚樹氏、BYDジャパン代表取締役社長の劉 学亮氏、BYDジャパン執行役員副社長の石井澄人氏
  • BYDジャパンは、BEVとPHEVでラインアップを拡充する
  • BYDジャパンは、2024年はBEVの乗用車だけで2223台を販売した
  • BYDの乗用車のグローバル販売比率。PHEVが約58%と優勢
  • 日本国内のBEVバスのシェア約70%をBYDが占めている
  • BYDジャパンは、2025年内にPHEVモデルを日本導入すると発表した
  • 新規導入される中型バスのBYD J7
  • BYD シーライオン7:BYDの日本導入モデルとしては4番目となる電気自動車
  • BYD シーライオン7:伸びやかでエレガントな外観が特徴的

BYD初の乗用車・商用車合同の事業方針発表会でサプライズが連発

2025年1月24日、BYDジャパンは東京・お台場にあるシティサーキット東京ベイでBYD初の乗用車・商用車部門合同の事業方針発表会を開催しました。商用車部門では新型バスの「J7」導入に続いてBEVトラックを導入し、乗用車部門では新型「シーライオン7」を2025年4月から販売開始。さらに2025年内にPHEVモデルを日本導入すると発表しました。

国内EVバスのシェア約70%からさらに上積みを狙う

2025年は、BYDジャパン創立20年、BEVバス日本導入10年、そして乗用車日本導入3年目となる節目の年に当たり、これまで以上に意欲的に新製品を展開することが発表された。

まず商用車部門では、2015年に大型EVバスの「K9」を日本に導入してから10年が経過。現在も販売されている「K8」「J6」を投入し、累計納車台数は350台となる。国内EVバスシェアは、約70%を達成している。

また小型バスのJ6は優れた乗り心地や走行性能に加えて、小型バスというサイズのメリットを活かし、自動運転の実証実験車両として、自動運転開発パートナーからも高い支持を得ている。現在全国各地では、数十台のJ6が自動運転バスとしてすでに可動している。

そして今回新規導入モデルとして発表されたのが、日本専用設計の新型「J7」だ。このJ7はJ6の後継車にあたり、日本で求められる中型路線バスの車幅2.3mというボディサイズが特徴。さらに専用のインホイールモーターを採用したeアクスルを採用している。

216kWhという駆動用バッテリーを天井とリアシート後方に搭載していることで、通路に段差がなく乗り降りしやすくなっているのがBEVバスの特徴だ。また航続走行距離は200kmを実現し、車両本体価格は3650万円(消費税込)と、国産のディーゼル車との価格差が小さくなっている。

この新モデルの導入により、路線用BEVバスは、大型、中型、小型と主要3モデルが揃ったことで、2030年までに累計4000台の販売を目指すという。

また、BYDの商用車部門は次のステージに向けた新しい取り組みとして、2026年以降にEVトラックの日本導入を決定したと発表した。発売時期、車種、仕様、価格などの詳細については2025年秋のジャパンモビリティショーになるとのこと。走行距離の多い商用車のBEV化が、カーボンニュートラルに向けての一歩というBYDの考え方が明確化された。

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