ありそうでなかった、ナローなジムニーカスタムをK-BREAKが提案
5ドア仕様の「ジムニー ノマド」が発表後たちまち5万台の注文が殺到して受注停止となったのは記憶に新しいところですが、スズキ「ジムニー」のカスタム界隈はさらに盛り上がって加熱しています。そんななかK-BREAKのJIMRIDEブランドが新たに提案するのは、これまでありそうでなかった、ナローなスタイルのジムニーカスタムです。
JIMRIDEの「アイアン ジムニー」が大きく進化してオートメッセに登場
大阪オートメッセ2025(OAM)のK-BREAKブースで、AMWで先に紹介したJIMRIDEの赤い「サムライ ジムニー」の隣に展示されていたのは、同ブランドの「アイアン ジムニー」と呼ばれるスチールバンパーを装着したスズキ「ジムニー」だ。2025年に入って各部かなり進化を遂げているそうなので、お話を伺ってみた。
「一番の目玉は、幅の狭いナローバンパーを製作したことです。オフロードの世界で大きくストロークするフロントタイヤとの干渉を防ぐために開発されたナローバンパーは、ジープの世界ではポピュラーです。でもこれまでジムニーの世界ではありそうでなかったんです。しかも前から見た際にタイヤが強調されるため、実際よりもリフトアップして見えるという視覚的効果もあります。実際にジムニーに装着してみるとかなりカッコいいですよ!」
スチール製バンパーがワイルドなスタイルを演出
ナローバンパーは小ぶりのスティンガー(バンパー上に逆V字に張り出したパイプガード)が備わる本格的なもので、スキッドプレートと組み合わせることでフロントまわりはかなりワイルドになる。これに合わせてリアもスチール製のボックスバンパーを装着。これにパイプ状のロックレールを兼ねたサイドステップを装着することで、ハードなロッククローラースタイルとなっているのだ。ちなみに視覚効果で車高は高く見えるが、じつはこれで車高はノーマルだ。
フロントグリルは同社のクラシックグリルに大きなSUZUKIスクリプトロゴを装着したクラシカルなスタイルをチョイス。リアはバンパーの変更にともなって、スペアタイヤ左側にナンバーを移設するキットを併用。さらにバンパー下にはボックスバンパー専用のヒッチメンバーを装着している。
小さなオーバーフェンダーがJB64の足元を力強くする
ベースがジムニーということで、あえてナローなスタイルとなっているが、フェンダーを見ると、小さなリップ状のオーバーフェンダーが備わっている。じつはこのパーツが肝! ジムニー(JB64)にジムニーシエラ(JB74)用のホイールを装着した場合にジャストカバーする最低限の厚み(片側35mm)となっているのだ。これによってナローボディのまま、ホイール&タイヤにボリュームを持たせ、JB64にはない力強いスタイルとなっているというわけだ。
このアイアン ジムニーや先に紹介したサムライ ジムニーなど、これまでのジムニーカスタムの定番をブチ破り、「かゆいところに手が届く」パーツを数多くリリースしているJIMRIDEのジムニーは、今後しばらく目が離せなさそうだ。
















































