懐かしいあのクルマを彷彿させるジムニー用の新しいフェイスキット誕生
小さな本格SUVとして人気のスズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」にはすでに多彩なフェイスリフトキットがリリースされていますが、これまでありそうでなかった、懐かしのアメリカンSUVに変身できるキットがMARVELOUSから登場しました。タフでレトロなイメージを求めるオーナーは必見です。
これまでありそうでなかったXJチェロキー風フェイスキット
現行型のスズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」がデビューして7年。数々のアフターマーケットパーツやアクセサリーが豊富にそろい、個性的なカスタムも数多く登場している。中でもフロントグリルを交換することでさまざまな車種に変身できるフェイスリフトキットは人気で、メルセデス・ベンツ「Gクラス」やランドローバー「ディフェンダー」、ジープ「ラングラー」、さらにはビンテージ・ジムニー風と、各社からさまざまなキットがリリースされている。
そんな中、大阪オートメッセ2025(OAM)の会場で発見したのは、懐かしいジープXJ型「チェロキー」風のフロントフェイスを持った1台だ。縦格子のグリルと角目2灯ヘッドライト、そしてヘッドライト下の角形ウインカーにすることで、見事にチェロキーを彷彿させるフロントフェイスとなっているのだ。
スクエアなジムニーのボディにいかついグリルがマッチ
車両を展示していたMARVELOUSのスタッフにお話を伺ってみた。
「スクエアなボディにオーバーフェンダーを装着したジムニーシエラって、シルエットとしてはXJチェロキーにかなり似ていると思うんです。そこでこのフロントフェイスキットを製作しました。もちろんジムニーに装着してナローボディ仕様もカッコいいと思います」
キットの構成はフロントグリルとフロントバンパー、リアバンパー、オーバーフェンダーとなる。ちなみに今回展示されているのは、従来よりもスリムになった新作のフロントバンパーを装着し、シエラの純正オーバーフェンダーをチョイスしたスタイル。さらにダウンサスを使用して若干車高を下げることで、よりリアルな雰囲気となっている。
K5ブレイザーを彷彿させる新たな角目4灯キットも誕生
ちなみに前述の通り若干車高を下げた足まわりに組み合わされるのは、5本スポークのWORK CRAG GALVATRE2の16インチで、これに225/70R16サイズのジオランダーM/Tタイヤを装着している。車内はDottyのシートカバーを装着しており、よりアメリカンな雰囲気になっている。
ちなみに隣に並んでいた赤いボディの車両は、角目4灯キットを装着したMARVELOUSの新作。こちらは1990年代のシボレー「C1500」や「タホ」などのSUVを彷彿させるデザインとなっているのが特徴。ジムニーに装着することで、まるでシボレーK5型「ブレイザー」のような雰囲気となっているのが特徴だ。角目4灯という今までになかったスタイルのフェイスキットということで、多くのギャラリーが注目を集めていた。














































