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「プロクセス スポーツ2はオールラウンダー」欧州車のプロショップが太鼓判をおす万能タイヤは性能だけでなく見た目もクール!

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)/OAM

  • チューニングは自社のエアロとビルシュタインの足まわり程度で、デモカーでありながらユーザーが身近に感じられるスペックとなっているR's Racingのミニ クロスオーバー
  • プロクセス スポーツ2は、路面のコンディションや温度に左右されない安定感を備えているという
  • 「大阪オートメッセ2025(OAM)」のAMWとPROXESがコラボした合同ブース「AMW with PROXES」
  • R's Racingのミニ クロスオーバーにセットしたプロクセス スポーツ2のサイズは前後ともに245/35-20で、組み合わせるホイールは8.5J×20のBBS CC-R
  • チューニングは自社のエアロとビルシュタインの足まわり程度で、デモカーでありながらユーザーが身近に感じられるスペックとなっているR's Racingのミニ クロスオーバー
  • R's Racingの瀧井氏は、プロクセス スポーツ2のデザインのよさも魅力のひとつと捉えており、サイドウォールがスタイリッシュだと感じている
  • プロクセス スポーツ2を「求めていた万能タイヤ」と語る瀧井氏

ミニを知り尽くしたショップに聞く「プロクセス スポーツ2」

「大阪オートメッセ2025(OAM)」のAMWとPROXESがコラボした合同ブース「AMW with PROXES」では、有名プロショップがそれぞれ手掛けた6台の国産車&輸入車が勢揃い。6台のクルマの足元には、TOYO TIRESのスポーツタイヤ「PROXES Sport 2(プロクセス スポーツ2)」が装着。各デモカーとプロクセス スポーツ2の相性について各ショップの代表にインタビュー。今回は「ミニ クロスオーバー」を手掛けた兵庫県のR’s Racingの瀧井翔太さんです。

これぞ、求めていた万能タイヤ

高速クルージングからサーキットでのスポーツ走行、そしてある意味ではもっとも過酷な環境のストリート。あらゆるステージで乗り手に不安を感じさせず、かつドライビングを楽しめるタイヤが欲しい。市販パーツを組み合わせただけのカスタマイズでは満足できず、オリジナル製品の開発を精力的に続けているR’sレーシングが、いま自信を持って勧めるのが「プロクセス スポーツ2」だ。

「大阪オートメッセ2025」では、20インチのプロクセス スポーツ2を足もとにセットしたミニ クロスオーバーを展示。チューニングは自社のエアロとビルシュタインの足まわり程度で、デモカーでありながらユーザーが身近に感じられるスペックだ。タイヤのサイズは前後ともに245/35-20で、組み合わせるホイールは8.5J×20のBBS CC-R。

そのミニ クロスオーバーにセットした、プロクセス スポーツ2の印象はどうなのだろうか。

「求めていた万能タイヤ」と語る瀧井氏。必要にして十分なグリップ力を備えているのは当然として、ロードノイズは静かだし段差を越えたときの突き上げも少ない。20インチで35扁平とは思えないほどソフトで、長距離ドライブの疲労を軽減できるのも魅力とのことだ。

もうひとつ驚いたのはウェット路面での性能だ。サーキットのような排水性が高い舗装ではなく、一般道では場所によっては深い轍もあれば凹凸もある。雨が降っている状況でそんな場所に突っ込んでも、クルマの挙動は安定しておりふらつくことがないという。路面のコンディションや温度に左右されない安定感は、ストリートタイヤに必要不可欠な要素といえるだろう。

デザイン性が高い上にリーズナブルな点も高評価

さらにR’sレーシングは、プロクセス スポーツ2のデザインのよさも魅力のひとつに挙げる。とくにサイドウォールがスタイリッシュだと感じており、ドレスアップを重視するユーザーにも好評だという。

そのうえ価格はスペック的に競合する欧州メーカーのタイヤと比べ、若干とはいえリーズナブルなことも購買意欲を後押ししてくれる。ひとことで書けば「オールラウンダー」。プロクセス スポーツ2は、すべての要素が高いレベルでバランスされているタイヤということである。

あえて現時点での不満な点を挙げるとすれば、ミニ用のサイズが決して多いとはいえないこと。現状では履きたくても自分のミニでプロクセス スポーツ2を体感できないオーナーがまだまだいるそうだ。ただラインアップに関しては今後拡大していくことに期待しており、時間が解決してくれるだろうと割り切っているそうだ。

スポーティなチューニングにもドレスアップ仕様にもマッチし、ネガティブな部分がほぼ見当たらないプロクセス スポーツ2。ミニを知り尽くしたプロフェッショナルが下した万能タイヤという評価、自らの愛車に履かせてみればその言葉の意味が間違いなく理解できるはずだ。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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