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日野「コンテッサ」に惚れ込んでトライアンフ「TR4A」を購入…!?「スピットファイア」に乗る仲間とクラシックカーラリーに長く参加する秘訣とは

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TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 沼田 亨(NUMARA Toru)/奥村純一(OKUMURA Junichi)

痛恨のミスコースで32キロほど余計に走ってしまう……

さて、そうした思い出の中には、このニューイヤーラリーもある。過去には2位に入賞したこともあると胸を張る相川さんであるが、今回は痛恨のミスコースに泣いた。

「いつまで経っても、コマ図にある目標物が見つからずに16km、往復32kmも余計に走ってしまいましたよ」

と苦笑する。コマ図には、1カ月前には営業していたお店を目標に右折するという指示が出されていたのだが、ニューイヤーラリー前日にスタッフが最終確認すると、このわずかな期間にお店は閉業。看板すら、すでに撤去されていたのだ。

もちろん、そうした変更点、注意点は朝のドライバーズミーティングで伝えれられるのだが……。

「もちろん、ドライバーズミーティングは聞いていましたよ。新しい目標地点になるファミレスを2人でしっかり見落とさないように、気をつけていたのですが、やってしまいましたね」

と相川さんが言えば、

「ミスコースよりも、きんちゃん(相川さんの愛称)の遅刻の方が、ハラハラして今年のNYR、一番印象深いよ」

とコ・ドライバーの松澤さんが笑う。

もちろん、勝敗のある競技でもあるのだから順位は上の方が嬉しいと思うが、ミスにも、お互い目くじらを立てずコントのように楽しめるのは、ベテランの2人だからだろうか。

同じメイクスを楽しむ者同士で魅力の再確認ができるのも、きっとこのニューイヤーラリーの特色だろう。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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