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LAから2時間で熱気球を体験! マリリン・モンローが愛した「パームスプリングス」はアートあふれる隠れスポットだった【ルート66カリフォルニア旅_01】

LAから2時間で熱気球を体験! マリリン・モンローが愛した「パームスプリングス」はアートあふれる隠れスポットだった【ルート66カリフォルニア旅_01】

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TEXT: 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)  PHOTO: AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)

熱気球から見る広大な大地にはプライベート・サーキットも!

2日目は暗いうちに起きて移動開始。早朝の熱気球体験ができるというのだ。集合場所に行くと、シャトル便のフォード「トランジット」が待っていた。4列15人乗りのトランジットに他のお客と乗り合わせて移動するシステムだ。

なぜ、土地なら余るほどあるようなエリアなのにスタート地点に集合しないのか? それは熱気球が風まかせに飛んでいき、その先で安全な場所を見つけて着陸するためだ。空飛ぶ熱気球を地上チームがシャトル車で追いかけて、降りた先でお客を回収して元の集合地点に送り届けるのである。

フライト開始の地点に着くと、トランジットを運転していたおじいさん、スティーブさんが熱気球のパイロットだと知ってびっくり。聞けば、この「ファンタジー・バルーン・フライツ(Fantasy Balloon Flights)」という事業を家族経営でかれこれ40年以上も続けているという超ベテランだった。

巨大なバーナーで中に熱気を送り、熱気球が起き上がると、10人ちょっと入るカゴにお客をのせて浮き上がった。熱気球は初めてだったが、想像と違って揺れはほとんどなく、とても安定した飛行だ。

飛ぶ前に、高度が上がるから上着は必要? と聞いたところ、むしろ暑くなるから薄着推奨とのこと。この日は雲もなく晴れていて日差しが強いこともあったが、なにより、頭上のバーナーが結構な熱を発しているので、ずっと暖かいのだ。

ゆっくり朝のコーチェラ・バレーを飛びながら、眼下には街並みやヤシの木のファーム、小さな飛行場、煙を立てて畑を耕しているトラクター、さらにはプライベート・サーキットまでが流れていく。広大なアメリカに来ているのだと実感する瞬間だった。

スティーブさんの熟練の運転で無事に着陸し、シャンパンで乾杯して解散。

シャトル便で最初の集合地点に戻ったら、そこにある「シールズ・デーツ・ガーデン(Shield’s Date Garden)」で朝食をいただいた。ステーキ&エッグスで朝からガッツリと牛肉。体の細胞も少しずつ、アメリカに順応していく気がした。

腹ごしらえをしたら、いよいよ本格的な砂漠地帯へと出発だ。

■Visit California(カリフォルニア観光局)
https://www.visitcalifornia.com/jp/

■Visit Greater Palm Springs(グレーターパームスプリングス観光局)
https://www.visitgreaterpalmsprings.com

●「ルート66カリフォルニア旅」の記事一覧はこちら

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  • 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)
  • 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)
  • 田舎の大学院で古代インドのサンスクリット語を研究していた元・学者の卵。クルマ遊びにハマって中古車販売店で1年働いた後に出版業界へ。クルマやカルチャー系の雑誌のほか、翻訳書、人文書、地図帳、写真集など手がける。クラシック・フォルクスワーゲンが趣味の中核で、愛車は1963年式カルマンギア。数年前に都内から小田原へ移住し、賃貸ガレージハウスでリモートワークしつつ、箱根や伊豆のワインディングをのんびりドライブする日々。
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