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コンパクトなダイハツ「ミラ」で驚愕の着地スタイルを実現! オリジナル加工を施したエアロにも注目です

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TEXT: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)  PHOTO: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)

  • 2006年式のダイハツ ミラとオーナーの中川さん
  • ダイハツ ミラ:大きなホイールをフェンダー内に収めた上で、エアロが地面スレスレになるまで車高が下がっている
  • ダイハツ ミラ:リアバンパーもESB製をベースとしながら、まったく形状の異なるワンオフとなっている
  • ダイハツ ミラ:フロントバンパーはESB製をベースにしつつ、BMW「Mシリーズ」の純正バンパーと“イイトコどり”をしたハイブリッド仕様
  • ダイハツ ミラ:サイドは完全なワンオフで、エアロパーツの下端の高さがすべて統一されているのもポイント
  • ダイハツ ミラ:サンルーフを装着しているが、じつは純正には設定がな。ルーフを切断してベバスト製を装着
  • ダイハツ ミラ:ホイールは、WORK EQUIP 05をリバレルしてフロントは16×6.5J+45、リヤは17×6.5J−20というサイズにセット
  • ダイハツ ミラ:インテリアはシンプルだが、さり気なくスポーツシートを装着
  • ダイハツ ミラ:車内に積まれたタイヤは、テンパータイヤサイズに加工したホイール。実際にスペアタイヤとして活用している
  • ダイハツ ミラ:エアサスで車高を下げると、リアはホイールの1/4ほどがフェンダー内に入ってしまう圧巻のスタンスを実現
  • ダイハツ ミラ:フロントバンパーはESB製をベースにしつつ、BMW「Mシリーズ」の純正バンパーと“イイトコどり”をしたハイブリッド仕様

驚きのダイハツ「ミラ」のスラムド仕様とは

カスタムカーが集結したイベントで見つけたのは、コンパクトな軽自動車を大胆にスラムド(低車高)した1台です。リアホイールがフェンダーに大きく食い込むセットアップは、おそらくかなり苦労の上に達成したはず⋯⋯。オーナーに詳細を伺いました。

ツルッとした車体が地面スレスレまで下がる

2025年3月23日に茨城県の稲フォルニアイベントスペースで開催されたHotsprings(ホットスプリングス)の会場で発見したのは、軽自動車をベースに着地寸前まで車高を下げた1台だ。一般的にこういったスラムド系のカスタムをする場合、クルマが小さければ小さいほど難易度は高くなる傾向にある。つまり軽自動車でスラムドを実現するのは、一般的な乗用車よりも大変なはずなのだ。

会場で見たダイハツ「ミラ」は大径ホイールをフェンダー内に収めた上で、エアロが地面スレスレになるまで車高が下がっている。そこで、オーナーの中川さんに話を伺った。

「2006年式のダイハツ ミラで、エアサスを加工装着してフレームが着地するようになってます。後ろに積んでいるスペアタイヤはリバレル(加工したホイール)でテンパータイヤのサイズに合う細いリムを作って、実際にスペアタイヤとして活用しています」

社外エアロをさらにカスタムした唯一無二のシンプルな外観

ボディ各所に装着しているエアロパーツは、すでに加工されたものを譲り受けたそう。フロントバンパーはESB製をベースにしつつ、BMW「Mシリーズ」の純正バンパーと“イイトコどり”をしたハイブリッド仕様となっている。

リアもESB製をベースとしながら、まったく形状の異なるワンオフとなっている。ちなみにサイドは完全なワンオフで、エアロパーツの下端の高さがすべて統一されているのもポイント。フレームが着地した際に若干の隙間ができ、エアロが傷つかないよう工夫されている。

じつはサンルーフは純正には設定がないのだが、ベバスト製を装着している。これにエンブレムオフやボンネットのバッドフェイス加工などを施し、ツルッとしたシンプルなシルエットとなっている。

チョイスしたホイールは前後異径のWORK EQUIP 05

足まわりはボルドのエアサスを装着しているが、ミラ用よりも全長の短いスズキ「ワゴンR」用を加工流用している。またリアに関してはインナーフェンダーも加工することで、前後ともにフレーム着地を実現している。これに装着するホイールは、ちょっと懐かしいWORK EQUIP 05で、スポーク部分はスパッタリング加工を施し光沢感が際立っている。

前後ホイールともにリバレルして、フロントは16×6.5J+45、リアは17×6.5J−20程度に設定。ちなみにミラは4穴なのだがホイールは5穴のため変換スペーサーを使用しているが、見事に純正フェンダーの内側にホイール&タイヤが収まるスタンスを実現している。

とくにリアに関しては、前述のインナーフェンダー加工を含めて見えない部分にも大幅に手が加えられていることもあり、ホイールの1/4ほどがフェンダー内に入ってしまう圧巻のスタンスを実現。エアサスで若干車高を上げるだけで走行することができるそうだ。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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