メイクアップはまもなく50周年!
同社の創業は1978年、つまり間もなく50周年を迎えるが、クルマだけでなくそのディスプレイ台も革の風合いを出したものが採用されている。硬質プラスチックの上に置かれたモデルとは明確に一線を画している。もちろん価格は高い。
かつて、メイクアップではより安い商品をラインナップしたこともあるそうだが、一向に売れなかった。そもそもメイクアップというブランドが、高級品と言う認知を受けているためなのだろうが、その分メイクアップの商品なら大丈夫と言う安心感をユーザーに与えているのだと思う。Titan64と名付けられた1/64スケールの商品には、まさにそうした究極の拘りが詰まっている。
1/64スケールながらルーフの着せ替えもできる!
冒頭、1/64の市場が拡大して、モノによってはドアやボンネットが開閉できるものがあると話をしたが、フリースタイルが扱っているMotorherixブランドがその典型。撮影させていただいたのはホンダ「S2000」だが、ルーフやボンネットも脱着可能。そのルーフはハードトップとソフトトップが用意されていて着せ替えができる。
エンジンルームも細かく再現されていて、これで5000円なら気に留めていなかった車種でも思わず手を出してしまいそうである。ただ、これは限定50台という希少なものだった。
1/64が市場に多様性をもたらしていることはよくわかった。そしてここでも、金型を必要とするダイキャストモデルはその強みを生かして開閉式のモデルを製作。一方のレジンモデルでは小ロットゆえの高級感を出してくるなど、各ショップやメーカーがその独自性を活かした企画を押し出してきていることがよく分かった。







































