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横浜ゴム新世代スタッドレスタイヤ「アイスガード8」を発表。全71サイズを9月から販売開始

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TEXT: 萩原文博(HAGIHARA Fumihiro)  PHOTO: 萩原文博

  • 白いドレスがまるで雪の妖精のよう
  • 新商品の特徴を説明する清宮眞二代表取締役兼CEO
  • 清宮眞二代表取締役兼CEOと吉岡里帆のフォトセッション
  • 素材をはじめ、トレッドパターンも刷新され、全方位での性能を向上
  • CMに出演している吉岡里帆さんも発表会に登場した

新技術コンセプト「冬テック」の採用で雪上性能が大幅に向上

横浜ゴムは第8世代となる新商品の乗用車用スタッドレスタイヤ、「ice GUARD 8(アイスガードエイト)」を発表、9月1日から販売を開始します。発表会にはTV-CMに出演している吉岡里帆さんも駆けつけ、CM撮影の裏話なども話してくれました。素材から一新したアイスガードエイトについて紹介します。

進化を止めない横浜ゴムのスタッドレスタイヤ技術

2025年7月、横浜ゴムは第8世代となる新商品の乗用車用スタッドレスタイヤ、「ice GUARD 8(アイスガードエイト)」を発表。9月1日から販売を開始する。発売サイズは185/70R14〜225/45R21の全71サイズで、価格はオープンとなっている。

TV-CMに出演している吉岡里帆さんが「まるごと作り直しました!」と言っているように、アイスガードエイトは、革新的なスタッドレスタイヤの新技術コンセプト「冬テック」を採用しているのがポイントだ。

横浜ゴムのスタッドレスタイヤは、1999年の氷着バルーンゴムを皮切りに、2002年のダブル撥水ゴム、2012年のスーパー吸水ゴム。2017年のプレミアム吸水ゴムそして2021年のウルトラ吸水ゴムと独自の技術を追求し進化してきた。

今回発表された新商品のアイスガードエイトは、これまでアイスガードシリーズにおいて、追求してきた氷上性能を革新的に高めるため、スタッドレスタイヤ新技術コンセプト「冬テック」を採用した第1弾商品となっている。

「冬テック」とは、「接触の密度(氷とゴムの接触点)」と「接触の面積(路面とタイヤの接触の面積)」というふたつの視点において、氷に覆われた冬の路面との「接触」を最大化する技術のこと。これにより、従来の技術では難しかったレベルでの氷上性能の革新を実現し、冬の走行でもっとも危険な凍結路面での安心・安全なドライブを提供する。

新技術と新素材の採用で氷上性能を革新的に向上

アイスガードエイトのコンパウンドには、新開発の「冬ピタ吸水ゴム」を採用。ベースとなる素材を一新し、従来よりも小型化した天然素材由来素材「水膜バスター」を高密度に配合。氷路で滑る原因となる水膜を吸水する力を向上し、氷上での「接触の密度(氷とゴムの接触点)」を従来品のコンパウンドに対して63%増加させたことで、氷上性能を飛躍的に高めている。

また、シリカの増量と新素材「オレンジオイルS+」の配合により、低温時でも優れたドライ・ウェットグリップ性能を発揮するとともに、約4年後まで氷上摩擦力の低下を抑制するロングライフ性能も特徴だ。

アイスガードエイトのトレッドデザインは、横浜ゴムのAI活用フレームワーク「ハイコラボ」のAI技術とシミュレーション技術を開発。スタッドレスタイヤの4つの機能(圧縮抵抗、雪柱せん断力、凝着摩擦、エッジ効果)を最適化したプロダイルを抽出し、氷上路面と雪上路面との「接触面積」を追求した。

その結果、氷に効く路面とタイヤの実接地面積を従来品比8%アップ。ブロック剛性を7%高めた専用トレッドパターンを開発し、氷上性能を大幅に向上させている。また、相反する接地面積と溝エッジ量の最大化を両立することで、雪上性能もより高次元に高められている。さらにタイヤのサイドにはアイスガードエイトの8にちなんだデザインを採用するなど遊びゴコロも感じされる。

アイスガード エイトは従来品に比べ、氷上制動性能を14%、氷上旋回性能を13%と大幅に向上するとともに、雪上制動性能も4%向上。そしてドライ・ウェット性能をそれぞれ3%向上し静粛性能もアップ。転がり抵抗と耐摩耗性能は従来品同等レベルを維持し、冬のさまざまな路面で高い性能を発揮するオールラウンドスタッドレスタイヤと言える。なお、アイスガードエイトは電動車にも対応。タイヤサイドには電動車対応商品であることを示す横浜ゴム独自の「E+」マークが打刻されている。

TV-CMに出演する吉岡里帆が発表会に登場!

発表会にはTV-CMに出演している吉岡里帆さんがトークショーに登場。CM撮影の裏話として、スタジオでの撮影だったが、よりリアルな雪道の質感を出すためにクッション素材を敷いてもらい、そこを強く踏み込んで、本当にたくさんの雪が積もっているような演出したこと。

そして憧れのドライブシチュエーションとして、2021年に公開された映画007冒頭のイタリアの石畳の道を主人公たちが乗ったクルマを絶景の中を滑らかに走り抜けて行くシーンを挙げ、横浜タイヤのタイヤを装着して吉岡さんも走ってみたいと話していた。

素材から一新した横浜ゴムの新商品アイスガードエイト。日本の冬の安全はスタッドレスタイヤが守るというキャッチコピーどおり、特徴的な冬の日本の路面に合わせて作られ、ドライバーをサポートしてくれる強い味方になってくれそうだ。

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