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地元愛とクルマ愛が共鳴する第4回「パワステがまごおり」が開催!ドライブ感覚で街を巡るラリーイベント

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)

  • クラシックカーやスーパーカーもいるが、スポーティカーが中心で、なかにはミニバンや軽ワゴン、さらに軽トラといった日常のクルマも参加していた
  • スカベンジャーラリーのチェックポイントではクイズも行われた。ここでのクイズは、アクリル箱のなかのミカンの数を当てるというものも
  • 各チェックポイントではお土産も用意され、道の駅「藤川宿」では、岡崎市で栽培されている「むらさきむぎ」を両手ですくった分だけ持ち帰れるというプレゼントもあった
  • スカベンジャーラリーの参加者は、岡崎市でグレート家康公「葵」武将隊のグリーティングも受け、一緒に写真撮影も
  • 日本で唯一「Aibo」を製造しているソニーの工場を持つ幸田町は、「Aibo」の故郷として知られている。スカベンジャーラリーのチェックポイントには、この「Aibo」と触れ合う時間も用意された
  • 蒲郡の名所のひとつ、形原漁港のブルーブリッジもルートに設定されている
  • ラリーカーデモランを担当したのは、全日本ラリー選手権に参戦している大倉 聡選手(AISIN RALLY TEAM with LUCK)、勝田範彦選手(LUCK with ROOKIE Racing RALLY TEAM)、三枝聖弥選手(LUCK RALLY TEAM)
  • 会場では3台のラリーカーのデモランも行われた
  • 2日にわたってスタートフラッグを担当した蒲郡市の鈴木寿明市長
  • 1961年式BMWイセッタ300で参加の伊藤博之さんと永田文夫さん
  • 普段は日常の移動手段として使用しているトヨタ「シエンタ」で参加の菅原 修&多恵さん
  • 縄 伸一&恵美さんはダイハツ・キャンバスで参加
  • 縄さんのキャンバスにはナビコンも搭載?
  • スバルWRXで参加の久岡政典さん/中西憲昭さん
  • 以前、知人がアクティで参加しているのを見てスバル「サンバーTT2」で参加した市川秋夫さん
  • 普段はジムカーナ競技に参戦している廣濱佳和さんと水越康支さん
  • 2002年式マツダRX-7で参加の松下 楓さん
  • この週末、明け方に雨は降ったものの、日中は落ち着いた天候となり、気温も落ち着いており、まさにこのスカベンジャーラリーにぴったりな気候となった
  • 初めての2日間の開催となった「パワステがまごおり」。両日ともに明け方に大雨が降ったもののイベントの開催自体には問題なく、無事に開催となった

蒲郡市主催のスカベンジャーラリーが地域を巻き込み規模を拡大

愛知県蒲郡市が主催する参加型カーイベント「パワステがまごおり」の第4回目が、9月20日〜21日に開催されました。ラリー形式でチェックポイントを巡る「スカベンジャーラリー」と、迫力あるラリーカーのデモ走行などが行われ、多くの参加者が集まりました。今回は初めての2日間開催となり、隣接する岡崎市や西尾市、幸田町もコースに加わるなど、地域全体を巻き込んだスケールへと発展しています。

早着禁止だったからゆっくりと観光できたスカベンジャーラリー

愛知県蒲郡市は、南側が三河湾に面し、北側には桑谷山などをめぐる三河湾スカイライン(県道525号 蒲郡環状線)があり、マリンリゾート施設「ラグーナテンボス」のほか、西浦温泉、三谷温泉、形原温泉、蒲郡温泉という4つの温泉街も存在する自然豊かで海も山も楽しめる観光都市だ。

世界ラリー選手権「ラリージャパン」を開催している愛知県ということもあり、2024年、2025年と全日本ラリー選手権開幕戦となった「Rally三河湾」のホストタウンになっている。そのような背景もあってラリー関連イベントが盛り上がりを見せている。

「パワステがまごおり」は、ラリーと同じように主催者が定めたルートをコマ図を使って走行し、チェックポイントを巡るお買い物ラリー的競技「スカベンジャーラリー」と、ラリーカーのデモンストレーション走行(デモラン)やオートテスト、各種自動車関連会社による車両展示などが行われる自動車系総合イベント。蒲郡市海陽町にあるラグーナ蒲郡・ラグーナテンボスフェスティバルマーケット横をメイン会場として開催された。

今回は初の2日間開催となり、「スカベンジャーラリー」は、蒲郡市を堪能するコースと、隣接する幸田町から岡崎市、西尾市を巡るロングドライブコースの各日2コースずつ、計4コースが用意された。9月19日(土)に55台、20日(日)に90台が参加した。

各チェックポイントでは、地元の名産を堪能する機会も設けられ、さらには難しいクイズが結果に結びつく。これにより、勝ちを狙う参加者は頭を悩ませ、イベントそのものを楽しむ参加者はそれぞれのペースでクルマを進めていく。ただし、今回は早着禁止(参加者の駐車場がラリーカーのデモラン会場となっているため)だったため、各参加者は思い思いに時間を使って、この観光都市を満喫していた。

このような内容の「パワステがまごおり」は、今回も無事に事故もなく終了。蒲郡市の鈴木寿明市長からは、イベントの定着化と地域への波及効果について、以下のコメントが寄せられた。

「参加者の皆さんが、2日間にわたってたくさん来ていただけるということ自体、定着化してきたのかなと思います。また、蒲郡の魅力をいろんなところで皆さんに紹介することができますので、私たちも非常にありがたいと思っています。参加している皆さんがそれぞれ楽しんでる姿を見させていただきました。この楽しい思い出を持ち帰っていただければと思っています。また、この『パワステがまごおり』は全日本ラリー選手権『ラリー三河湾』のプレイイベントという位置付けですので、『ラリー三河湾』ももっと注目の度合いが上がることを期待しています」

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