憧れのタイプRを大学生の時に入手して現在は2台の新旧Rを所有
大学生の時からホンダ車に魅せられ「最初の愛車はタイプR」と決めていた“Ketaさん”が、5年前に手に入れたのは2009年式のホンダFN2型「シビック タイプRユーロ(FN2)」です。現在は現行FL5型シビックタイプRと2台体制でホンダの走りを満喫しています。無限や純正オプションを中心に手を加え、筑波サーキットでも腕を磨く日々。初めての筑波1000では目標の43秒台をマークし、これからも愛車を“走って育てる”そうです。
無限と純正オプション中心にカスタム
「本当はFD2(シビックタイプRセダン)が欲しかったんですけど、中古の値段が100万円ぐらい違うんですよ。このクルマは無限のパーツが始めから付いていて、前のオーナーさんは街乗りしかしていないっていうことで決めました」
FN2はFD2と比べて「遅い」と言われがちだが、“Ketaさん”は
「全然そんなことはないし、結局は腕次第なので逆に良かった」
と感じている。
街乗りに関しても
「こっちの方がしやすい気がしますね。FL5のタイプRと比べても乗り心地が良くて街乗りしやすいし、運転の練習にもなる気がします」
大学時代に学生フォーミュラをやっていたということで、“Ketaさん”はFN2でサーキット走行も行っている。
もともと装着されていた無限のパーツに加え、無限のリアウイング、モデューロのリアディフューザー、ジェイズレーシング車高調、エンドレスのブレーキパッド、ディクセルのブレーキローター、デフィーの追加メーター、レカロRMS、4点式シートベルトなどを装着している。しかし、FN型に関してはパーツ選択の幅が意外に狭いのだとか。
「FN自体が、パーツが少なくて……。だからもう純正オプションか無限、あといくつかしかないですね。追加メーターは無限のが欲しかったのですけど、廃番でもうないと言われてしまいました。エンジンやECUはノーマルのはずです。その辺は後々でいいかなと、自分の腕だとまだアップデートの必要はないって感じです」
初の筑波1000で目標の43秒台をマーク
VTECエンジンの音、ハッチバックの利便性とサイズ感が好きだというKetaさん。今回の走行に関しては、初めての筑波1000ということで43秒台が目標だった。1回目の走行はクリアラップが取れずに48秒台だったが、その後にプロドライバーの同乗走行でアドバイスをもらった。コースの特性とクルマの挙動を身体で覚えて、見事に目標の43秒台をマークする。
サーキットは、このクルマ(FN2)で走行すると決めているそうだ。今後も走りの向上をメインに手を入れていくようだ。
「車高調を装着してブレーキ関係は換えてみたいのと、シートを外して軽量化して、ロールバーを組めればいいなと思っています。あとは天井がたれてくる持病が出ているんで、全部剥がしてスウェードのシートとかで貼り直したいですね」

















































