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「カウンタック LP400S」が約1億1500万円!LP400並みに高騰する相場価格

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TEXT: 武田公実(TAKEDA Hiromi)  PHOTO: Bonhams

  • 54万6250ポンド(邦貨換算約約1億1500万円)で落札されたランボルギーニ「カウンタックLP400S」(C)Bonhams
  • 54万6250ポンド(邦貨換算約約1億1500万円)で落札されたランボルギーニ「カウンタックLP400S」(C)Bonhams
  • 54万6250ポンド(邦貨換算約約1億1500万円)で落札されたランボルギーニ「カウンタックLP400S」(C)Bonhams
  • 54万6250ポンド(邦貨換算約約1億1500万円)で落札されたランボルギーニ「カウンタックLP400S」(C)Bonhams
  • 54万6250ポンド(邦貨換算約約1億1500万円)で落札されたランボルギーニ「カウンタックLP400S」(C)Bonhams
  • 54万6250ポンド(邦貨換算約約1億1500万円)で落札されたランボルギーニ「カウンタックLP400S」(C)Bonhams
  • 54万6250ポンド(邦貨換算約約1億1500万円)で落札されたランボルギーニ「カウンタックLP400S」(C)Bonhams
  • 54万6250ポンド(邦貨換算約約1億1500万円)で落札されたランボルギーニ「カウンタックLP400S」(C)Bonhams
  • 54万6250ポンド(邦貨換算約約1億1500万円)で落札されたランボルギーニ「カウンタックLP400S」(C)Bonhams
  • 54万6250ポンド(邦貨換算約約1億1500万円)で落札されたランボルギーニ「カウンタックLP400S」(C)Bonhams
  • 54万6250ポンド(邦貨換算約約1億1500万円)で落札されたランボルギーニ「カウンタックLP400S」(C)Bonhams
  • 54万6250ポンド(邦貨換算約約1億1500万円)で落札されたランボルギーニ「カウンタックLP400S」(C)Bonhams
  • 54万6250ポンド(邦貨換算約約1億1500万円)で落札されたランボルギーニ「カウンタックLP400S」(C)Bonhams
  • 54万6250ポンド(邦貨換算約約1億1500万円)で落札されたランボルギーニ「カウンタックLP400S」(C)Bonhams
  • 54万6250ポンド(邦貨換算約約1億1500万円)で落札されたランボルギーニ「カウンタックLP400S」(C)Bonhams
  • 54万6250ポンド(邦貨換算約約1億1500万円)で落札されたランボルギーニ「カウンタックLP400S」(C)Bonhams

走行距離2700kmの衝撃!時空を越えて現れたLP400S

2025年12月11日、ロンドンのボナムズで開催された「The Bond Street Sale 2025」。そのなかで、まさに時空を越えて現れたかのような1台のクルマが会場を震撼させました。走行距離わずか2700kmという、驚異的なコンディションを維持した1981年式のランボルギーニ「カウンタックLP400S」です。新車同然の輝きを保ったその驚きの経緯と、歴史的な価値を紐解きます。

空前絶後のカウンタックLP400を超える改良をした“S”とは?

伝説の「ミウラ」の後継車として、その偉業を超えることは容易ではない。それゆえ、1960年代最高のスーパーカーを凌駕するほどに輝かしい後継車が登場するなんて、誰もが予想だにしなかったことだろう。

1971年のジュネーヴ・モーターショーにてセンセーションを巻き起こした「カウンタックLP500」は、感嘆を意味するピエモンテ方言の語源「クンタッチ」のとおり、まさしく衝撃のプロトティーポ。先代にあたるミウラと同様、「カロッツェリア・ベルトーネ」のマルチェッロ・ガンディーニによってデザインされた。

あらゆる角度から見てもアグレッシヴな印象を与えるカウンタックは、まさに驚異的な存在であり、まるで別の惑星から生み出されたかのようだった。実際のところ量産モデルの「LP400」が登場し、顧客への納車が開始されるまで、さらに3年後の1974年を待たねばならなかった。

こうして正式リリースされたLP400について、英国の自動車専門誌「CAR」は「純粋に突飛な視覚的魅力と、公道でも発揮できるサーキットカーとしての性能を兼ね備えたスポーツカーとしては、これ以上のものは存在しない。そして、これを超えるクルマが現れるとは想像し難い」と断言した。しかし、超えるクルマは現れた。LP400をベースとしつつも大幅に改良された「LP400S」がそれである。

ピレリが新たに投入した「P7」タイヤの特性を活かすため、シャシーとサスペンションに大規模な変更が施されるとともに、かつてはカナダの石油王にしてF1チームオーナーとして名をはせたウォルター・ウルフ氏のために、ランボルギーニ社で製作されたスペシャルカー、いわゆる「ウルフ・カウンタック」で実験されたボディワークを応用する。

新デザインのマグネシウム製ホイールに取り付けられた、前:205/50VR15、後:345/35VR15という巨大なピレリP7タイヤを組み合わせる。それを収めるオーバーフェンダーとフロントスポイラーでさらに武装。オプションとして、のちにカウンタックの特徴のひとつになるリヤウイングを備えることも可能とされた。そしてこの改良型カウンタックについて英国「CAR」誌は「時速180マイルでコーナーを駆け抜ける。我々が実際に試した事実だ」と熱狂的に報じた。

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