サビよりも困ったカビだらけの内装との死闘!オーナーの根気あるDIYとプロの合わせ技
「サビよりも困ったのはカビだらけのシートでした。取り外して、天気が良い日にカビハイターでゴシゴシ洗って、高圧洗浄するという作業を何度か繰り返しました」
さらにフロアマット、フェンダーミラー、ホイールと、順番に汚れやサビの除去を続けていく。
「フェンダーミラーも、光沢が出るまで磨き倒しました。ガラス面も指が痛くなるまで磨いて、ようやくウォータースポットがなくなりました」
こうしたDIY作業を並行しつつ、傷みの激しいボディや機関の整備は専門店へと委ねた。 「旧車もフツーに動いて当たり前をモットーとした『THサービス』さんというショップがあり、こちらで鈑金やインジェクター、点火系のパーツ交換といった作業をしてもらいました」
「THサービス」は、トヨタ系旧車趣味人のなかでは「駆け込み寺」として知られる存在だ。“アマンド7”さんの個体も、お尻が屋根から出ていた影響でトランクのスペアタイヤスペースに穴が空き、左リアバンパー下の腐食も激しかったが、同ショップの手によって見事に修復された。
27年ぶりに蘇った18R-Gツインカムの咆哮!愛車の再生で得たイベント仲間との出会い
いよいよボディに色が入ったのは2021年5月中旬のこと。選んだのはもちろん純正色のモノクロームホワイトだ。懸案だった燃料タンクは、今後のサビの影響を考慮して新品のTE71カローラ用を流用して取り付けた。
無事にエンジンが始動し、オルタネーターの交換などを済ませて手元に戻ってきてからは、再びDIYでの作業を再開した。ラジエーター洗浄、ホース交換、ブレーキローターの研磨、フロントアッパーマウント交換、さらには各部のサビ落としと塗装。前後ブレーキキャリパーやマスターシリンダーのオーバーホール、デフおよびミッションオイルの交換といった、もはや「フルレストア」と言っても過言ではない作業を重ねた。
2022年の年末、仮ナンバーでの走行テストを経て、ついに車検を取得。
「DIYでの作業も楽しかったですし、こうしたイベントで出会った仲間たちも増えました。これからもこの生活を楽しんでいきます」
そう語る“アマンド7”さんの笑顔の横で、27年ぶりに公道復帰を果たしたセリカ カムリは、地下駐車場の蛍光灯の光を浴びながら誇らしくツヤツヤに輝いていた。












































